幸せな家庭を襲う“ちーちゃん”の無邪気な悪意…佐津川愛美主演『毒娘』メインビジュアル&予告が完成
佐津川愛美が主演を務め、「惡の華」などで知られる漫画家の押見修造がキャラクターデザインを担当、『ミスミソウ』(18)の内藤瑛亮監督がメガホンをとる『毒娘』が4月5日(金)より公開。このたび本作のメインビジュアルと予告映像が解禁された。
本作は、2011年にインターネットの匿名掲示板で話題となった、ある新婚家族を襲った出来事をモチーフにした“パラサイト・ホラー”。夫と娘の萌花(上原星空)と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃(佐津川)。ある日、外出中の萩乃に娘の萌花から悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きなハサミを握りしめた見知らぬ少女の姿だった…。
このたび解禁された予告映像では、慎ましくも平穏で幸せに満ちた生活をスタートさせたばかりの3人家族のもとに突如として現れたちーちゃんがもたらす、悪夢のような日々の一端が映しだされている。また併せて解禁されたメインビジュアルには、顔の中心にシンボリックな“X”が刻まれ、毒々しい衣服を着て、左右で異なる表情を持つ少女の姿がデザインされている。
ヤングマガジンでは現在、前日譚となる押見修造の「ちーちゃん」が連載され早くも大きな話題を集めている本作。かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずのちーちゃん。彼女が暴きだす“毒”とはいったいなんなのか。そして“毒娘”というタイトルはなにを意味しているのか。その恐怖の全貌は、その目でたしかめてほしい。
文/久保田 和馬
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