『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』…ファンが選んだ好きなクリストファー・ノーラン監督作品ランキングを発表!
3位に輝いたのは鑑賞時のインパクトが高かった『インセプション』
3位はレオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演した『インセプション』(10)。他人の夢の中に入り込むエージェントたちの奔走を描いた本作は、ノーラン作品の中でも複雑で難解だが、それでも上位の投票数を獲得。「初めて見た時の衝撃は忘れられません。ノーラン監督の中で一番好きな作品です」「当時見たことの無い映像技術やアクションやストーリーの展開に衝撃を受けた作品」など、鑑賞時のインパクトの大きさを物語るコメントが並ぶ。「『夢の中の夢』という独特の設定や、ホテルの廊下がグルグル回転したりビルが立ち上がったりする視覚的にもおもしろい映像に加え、世界中を旅している様な感覚にもなるストーリーがお気に入りの理由です」「あり得ない映像をあり得る映像として見せる異次元の再現力、何度も繰り返し見て新たな発見を繰り返し答えを見つけて行く楽しさが抜群におもしろかった」など映像の凄みを推す声も多数。
4位はリピート鑑賞の喜びを教えてくれた『TENET テネット』
4位はジョン・デヴィッド・ワシントンが主演し、“時間逆行”をテーマに描いたタイムサスペンス『TENET テネット』(20)。『インセプション』の迷宮をさらに進化させたような作品がランクイン。「『インセプション』でこれ以上難解なストーリーを楽しく見れる映画はない!と思っていたのにこれを越える『TENET テネット』が出てきてもう大好きになりました。何周も見た!」「1回目よりも2回目3回目と見れば見るほどおもしろくなる作品で、何度も見ました!ラストの伏線回収が快感です!」と、ファンの熱い声が連なる。『インセプション』もリピーターの多い作品だったが、「映画を見ると言うより、新しい体験をしたと思える映画。何回見ても頭を刺激されます」「これは1度見ただけでは理解できないおもしろさが凝縮している作品。まず2度以上見て内容を毎時回収して自分の中で構築するモノでノーラン監督の独特な映像、音響がドクドクとしみる映像体験」「最初見た時、なんだこの映画は!?と思ったのは初めてだった。ノーランの頭の中をのぞき見できることの幸せが襲ってくる映画だと思う」などのコメントが寄せられておりと、本作の中毒症状は『インセプション』以上なのでは…と思えてくる。
5位はリアリティあふれる没入感に圧倒された『ダンケルク』
5位は第二次世界大戦の有名な撤退作戦を再現した『ダンケルク』(17)。「IMAXの臨場感がすばらしい」というコメントは、高評価の理由を端的に物語る。「陸海空の視点で繰り広げる世界大戦に生唾を飲む」「IMAX作品は最後列で鑑賞すべしと教えてくれた作品。驚きの映像と音響に圧倒され、完全に乗り物酔い状態。危険な作品です(笑)」「『迫力』という言葉を使うのが悔しいほどの圧倒的な映像に心を奪われました」など、映画への没入感をうかがわせるコメントが並ぶ。また、「陸海空の別の場所での出来事が、それぞれ時間も違って描かれていくが、最後には一つに収束する。まったく違和感なく、入ってくる。見ている時の緊張感は半端なく、実際その場にいるような、ハラハラしながら見た。最後には達成感のような清々しいような気持ちになった。すばらしい作品だと思う」「同じ歴史的な事実を、複数の登場人物の視点から撮った群像劇として描き、ある一時点を『同時』に設定し、数日だったり数時間だったり1時間だったりするそれぞれの物語を1本の映画にまとめたその構成力に、震えました」など、巧妙に練られた構成を賞賛する意見も多い。
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