怪盗キッドvs平次の白熱バトルを大スクリーンで目撃しよう!『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はIMAX推し
今回も期待を超えてくる、超人的なアクションが炸裂!
劇場版でファンの度肝を抜いてきたのが、超人的なアクションシーン。監督は、『名探偵コナン 緋色の弾丸』(21)や「紺青の拳」を手掛けてきた永岡智佳。前回のキッドフィーチャー回である「紺青の拳」でも発揮された超絶アクションとはまた違った、日本刀のぶつかり合いによる激しくもキレのあるアクションは本作ならではの魅力だ。
まずは映画が始まるやいなや、キッドと平次の刀によるバトルが開幕。バイクでハイジャンプを決めながら窓をぶち破る平次、空をひらりと舞うキッドなどそれぞれの個性を披露しつつ、月下のもと刀と刀で戦うひと幕には、胸が踊ること必至。やはり白タキシードにマント姿がトレードマークのキッドには月下がよく似合うし、夜空を華麗に飛んでいく姿は黒色もコントラスト豊かに表現するIMAXならば、より美しさが際立つだろう。カシャン!カキン!と刀が衝突する音にも迫力があり、IMAXのクリアかつ深みのあるサウンドを実現する高精度な音響技術によって、キッドと平次の戦いが目の前で行われているかのようなリアリティを届けてくれる。
さらにターボエンジン付きスケートボード、キック力増強シューズといったコナンが探偵道具を駆使する場面ももちろんお目見えするほか、ブオン!とエンジンを吹かせながら駆け巡る平次&コナンの乗ったバイクと敵方の車とのカーチェイス、刀と銃が入り乱れてのバトルなど規格外のアクションがてんこ盛り。クライマックスでは平次がとんでもないところで命懸けの戦いに挑んでおり、ハリウッドスケールや人智さえも超えるような圧倒的アクションは、床から天井、左右の壁から壁まで広がるIMAXの巨大スクリーンで存分に楽しんでみたい。
また雨のなかでの戦いも、目を見張るようなシーンとして完成している。IMAXでは全身でサウンドを感じられるように完璧にチューニングがなされているため、観客は雨のザーッという音に囲まれるような感覚がするはず。中森警部(声:石井康嗣)が撃たれてしまうというショッキングな展開が待ち受けており、雨の音が打ちのめされたキッドの心情も表現しているような一コマは、IMAXの生む臨場感がドラマ性もたっぷりと盛り上げてくれる。