棚橋弘至が『ライド・オン』で共感した、父と娘の関係性。もしジャッキー・チェンとリングで対決するなら? - 3ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
棚橋弘至が『ライド・オン』で共感した、父と娘の関係性。もしジャッキー・チェンとリングで対決するなら?

インタビュー

棚橋弘至が『ライド・オン』で共感した、父と娘の関係性。もしジャッキー・チェンとリングで対決するなら?

「ジャッキーと一緒に写真を撮れたのは、孫の代まで自慢できますね」

――プロレス好きになったことと、ジャッキー好きなところでの共通点はありますか?

棚橋「僕がプロレスを好きになったきっかけというのは、『そこまでする?』という激しさとか『この攻撃を受けてもまだフォールを返すのか』という、僕らの想像をちょっとずつ超えて行く試合の見せ方に惹かれたんです。ジャッキー映画も『それはムリでしょ?』という観客が想定しているイメージを更新し続けるところに魅力があった。そこは共通しているところではありますね。そこでジャッキーがすごいのは、映画の作品が増えるたびにみんなの免疫がついていくのに、それでも新しいアイデアを届けてくれる。常に想像を超え続けたとろこがジャッキーの一番の偉大なところだと思いますね」

【写真を見る】尊すぎる笑顔…棚橋弘至、ジャッキー・チェンとの貴重なツーショット
【写真を見る】尊すぎる笑顔…棚橋弘至、ジャッキー・チェンとの貴重なツーショット写真は棚橋弘至オフィシャルブログ「棚橋弘至のHIGH-FLY」より

――そんなジャッキーとのツーショット写真を、棚橋さんのブログに以前アップされていました。実際にお会いした際のエピソードを教えてください。

棚橋「10年くらい前なんですが、実は詳細を覚えていなくて…(苦笑)。お会いしてすごくうれしくてテンションが上がって、ツーショット写真を撮らせていただいたという記憶しかないんですよ。ただ一緒に写真を撮れたのは、孫の代まで自慢できますね。握手もしてもらったんですが、屈託のない笑顔が印象的ながら、握力が強かった記憶があります。握手って、熱量エネルギーの交換だと思っているんですが、ジャッキーもそういうのを理解されているなと思いました。最高の思い出です」

『ライド・オン』は5月31日(金)より公開!
『ライド・オン』は5月31日(金)より公開![c]2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD.

――では最後に、映画を楽しみにしているジャッキーファンの同志にメッセージをお願いします。

棚橋「この映画は、昔からジャッキーを知っている方は当然ながら楽しむことができますが、僕はいまの若い子たちにも観てほしいと思います。ぜひ、ちょっと興味のある人がいたら、誘って観に行ってほしいですね。劇中で、ジャッキーはいつものジャッキーでいてくれる安心感がありました。この映画を観て、皆さんもジャッキーから満タンのエネルギーを貰っていただければと思います」


取材・文/石井誠

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■棚橋弘至
1976年生まれ、プロレスラー兼新日本プロレスリング代表取締役社長。大学時代よりレスリングを始め、1999年にプロデビュー。以後、IWGPヘビー級王座など多くのタイトルを獲得する。得意技は「ハイフライフロー」など。プロレスラーとして活躍する一方で、執筆や俳優など多岐にわたる活動を行っている。
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