「涙の女王」キム・スヒョンに多くのファンが熱狂!爆笑と感動のジャパンファンミーティングに密着

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「涙の女王」キム・スヒョンに多くのファンが熱狂!爆笑と感動のジャパンファンミーティングに密着

ジャパンファンミーティング感動のフィナーレ!「皆さんの愛と応援のおかげで、自分はここにいる」

いよいよファンミーティングも後半戦。第二部は、会場のファンの中から抽選で選ばれた10名が2つのチームに分かれ、キム・スヒョンと対決する。「行くぞー!」と日本語でチアアップしたり、お題をもとに心を合わせて同じポーズを取る「一心同体ゲーム」では、「猫」のお題に、なぜか“私もできるんや!”ポーズを取り、会場の爆笑を呼ぶなど神ファンサのオンパレード。ファンが持ち込んだ思い思いのプラカードにもリアクションしては大歓声を浴びていた。

そして、待ちに待ったキム・スヒョンの美声に聞き惚れる時間がやってきた。

アメリカのロックバンドThe Callingの代表曲「Wherever You Will Go 」、アメリカのソウル歌手John Legendの「All Of Me」といったバラードナンバーが続けて披露される。歌詞の英語の発音が抜群なだけでなく、しっかりと感情が乗った歌声が心の奥まで響いてくるようだ。

花道では観客の声援にお茶目なリアクションを飛ばした
花道では観客の声援にお茶目なリアクションを飛ばした

さらに花道へ進み、「この曲は、本当に上手く歌わないといけません。挑戦します!」と前置きし、日本のファンのために用意した、米津玄師の大ヒット曲「Lemon」。これまで多くの俳優がファンミーティングで披露してきた曲で、もちろん皆甲乙つけがたいほど上手だったが、「夢ならば どれほど よかったでしょう」とキム・スヒョンが歌い出した瞬間、あまりの“エモさ”に思わず身震いするほどだった。

さらに、キム・スヒョンからさりげなくスタンディングを促されて流れたのは、どこかで聴いたことのある懐かしいイントロ。何と近藤真彦の往年の大ヒット曲「ギンギラギンにさりげなく」だ。先ほどとはまた違ったパワフルな歌声に、会場は総立ちでボルテージMAX。完全にキム・スヒョンがぴあアリーナを掌握した瞬間だった。

まるでコンサートホールのように熱狂するファンたち
まるでコンサートホールのように熱狂するファンたち

そして、エネルギッシュにステージを終えたキム・スヒョンの目に光るものが。「昨日は何とか堪えたんですが…」と唇を噛みつつ、ファンの大声援の中振り絞るように感謝の言葉を語り出した。

トロッコでぴあアリーナを一周してファンサービス
トロッコでぴあアリーナを一周してファンサービス

「僕1人の力で上手くいったわけではないと思います。皆さんが愛と応援で力をくださるから、僕はこの場所にいられるんだと思います。そして、このステージの裏にも、さらにここからは見えない韓国にも、100人ぐらい支えてくれるスタッフの方がいらっしゃいます。皆さんから良いパワーをいただき、僕は良い作品と良い演技で皆さんの気持ちに応えられるようにベストを尽くします。」

最後は会場全体で記念ショット
最後は会場全体で記念ショット

最後、「涙の女王」でキム・スヒョンが担当した「청혼 (Way Home)」を歌い上げ、アジアファンミーティングの始まりとなる日本公演を終えた。ファンを笑顔にするチャーミングなトーク、真心のこもった歌声、そして澄んだ涙がくれた喜びの時間は、しっかりファンの胸に刻まれたことだろう。


取材・文/荒井 南


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