「死霊館」ユニバースがついにフィナーレへ!メインシリーズ第4弾の北米公開日が決定
「死霊館」ユニバースの10作目にしてグランドフィナーレを飾る、「死霊館」メインシリーズの第4弾が2025年9月5日(金)に北米公開されることが分かった。「Variety」など全米複数メディアが報じている。
メインシリーズの前作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(21)の公開直後に製作開始が報じられた今作は、昨年春のシネマコンでタイトルが『The Conjuring: Last Rites』になることが発表され、その後ユニバースの完結作になることが明らかにされていた。しかし今回の報道ではタイトルが再び白紙に戻されており、ストーリーの詳細などについても現時点では不明。
メガホンをとるのは『ラ・ヨローナ~泣く女~』(18)、『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』、『死霊館のシスター 呪いの秘密』(23)と近年の本ユニバースを牽引してきたマイケル・チャベス監督。脚本はメインシリーズの2作目・3作目を手掛けてきたデヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴルドリックが担当。ジェームズ・ワンとピーター・サフランが引き続きプロデューサーとして名を連ねている。
また、メインシリーズには欠かせないウォーレン夫妻役を演じるロレイン役のヴェラ・ファーミガとエド役のパトリック・ウィルソンの続投はすでに確定。一部では「死霊館のシスター」シリーズで修道女のアイリーン役を演じてきたタイッサ・ファーミガが出演するとの噂も。以前から今夏にも撮影が開始される見通しと報じられていたが、今回の公開日決定を受けて近日中にも本格始動することだろう。
これまで公開された9作品の全世界累計興収は24億ドルを突破し、ホラー映画史上最大のヒットシリーズとして絶大な人気を博している「死霊館」ユニバース。いったいどのようなフィナーレを迎えることになるのか。日本での公開情報も含め、続報から目が離せなくなりそうだ。
文/久保田 和馬