2025年東宝ラインナップを総まとめ!細田守監督の最新作から「コナン」「鬼滅の刃」「TOKYO MER」など期待作盛りだくさん

コラム

2025年東宝ラインナップを総まとめ!細田守監督の最新作から「コナン」「鬼滅の刃」「TOKYO MER」など期待作盛りだくさん

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』(2025年公開)

『無限城編』劇場版三部作の制作が決定
『無限城編』劇場版三部作の制作が決定[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

累計発行部数1億5000万部を突破した、吾峠呼世晴によるコミックスを原作とした劇場版の最新作。三部作として制作される。家族を鬼に殺された少年、竈門炭治郎(声:花江夏樹)が、鬼になった妹の禰豆子(声:鬼頭明里)を人間に戻すため”鬼殺隊”へ入隊することから始まる「鬼滅の刃」。2019年のテレビアニメ第1期「竈門炭治郎 立志編」を皮切りに、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、「遊郭編」、「刀鍛冶の里編」、「柱稽古編」が放送、公開されてきた。最新作のティザービジュアルには、竈門炭治郎を中心に鬼殺隊最強の剣士「柱」、そして珠世(声:坂本真綾)たちが鬼舞辻無惨への闘志を燃やす姿が描かれている。

『ブラック・ショーマン』(2025年公開)

新時代のダークヒーロー、スーパーマジシャンが殺人事件の謎に挑む
新時代のダークヒーロー、スーパーマジシャンが殺人事件の謎に挑む[c]2025「ブラック・ショーマン」製作委員会

稀代のヒットメイカー、東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという超個性的な主人公・神尾武史を演じるのは、福山雅治。有村架純が、神尾武史の姪であり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに、武史とバディを組み殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を演じる。福山と有村は今回が初共演。2人の名バディぶりに期待がかかる。「コンフィデンスマンJP」シリーズや「イチケイのカラス」シリーズなどを手掛ける田中亮が、監督を務める。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(2025年公開)

大人気のエピソードが劇場アニメ化!
大人気のエピソードが劇場アニメ化![c]藤本タツキ/集英社・MAPPA

2018年に「少年ジャンプ+」で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数3000万部を突破した藤本タツキによる漫画「チェンソーマン」。“チェンソーの悪魔”ポチタと契約を交わし、悪魔の心臓を持つチェンソーマンとして蘇った少年デンジの戦いを描く同作は、2022年に放送されたアニメスタジオMAPPA制作のテレビアニメも大きな話題に。そして2025年は、連載当時大熱狂を巻き起こしたエピソードで、テレビアニメ版の続編となるストーリーが劇場アニメとなって登場する。物語の舞台設定にちなんだ、2025年の“台風がくる頃”に公開となる。

『8番出口』(2025年公開)

悪夢のような摩訶不思議なゲームが実写映画化!
悪夢のような摩訶不思議なゲームが実写映画化![c]2025 映画「8番出口」製作委員会

2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEがたった1人で制作し、全世界で累計140万ダウンロードを突破、瞬く間に社会現象となった“異変”探し無限ループゲームを実写映画化。蛍光灯に照らされた無機質な白い地下通路を歩いていくが、いつまで経っても「出口」に辿り着くことができない。何度もすれ違うスーツの男に違和感を感じ、やがて自分が同じ地下通路を繰り返し歩いていることに気づく…という無限にループする地下通路で、異変を探しながら出口を目指すゲームをどのように映画化するのか?2025年公開作のダークホースとなりそうだ。


『踊る大捜査線 N.E.W.』(2026年公開)

青島俊作が帰ってくる!
青島俊作が帰ってくる![c]2026『踊る大捜査線 N.E.W.』製作委員会

シリーズ累計興行収入が500億円を突破する国民的人気映画「踊る大捜査線」の最新作。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12) の公開から12年、2024年3月18日に突如発表された「踊るプロジェクト」の再始動。プロデュースの亀山千広、脚本の君塚良一、監督の本広克行が再集結し、2024年10月に『室井慎次 敗れざる者』、11月に『室井慎次 生き続ける者』の2部作が公開され、ともに大ヒットを記録した。『生き続ける者』のエンドクレジット後には、青島俊作(織田裕二)がサプライズ登場。ラストにはスクリーン上に「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES」の文字が映しだされていた。青島俊作がついに帰ってくる。公開は2026年。続報を楽しみに待ちたい。

『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』(制作中)

キントリ、いよいよ公開!
キントリ、いよいよ公開![c]劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

2014年1月より4シーズンに渡り放送された大ヒットドラマ「緊急取調室」のシリーズ完結編。可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」の活躍を描く本シリーズ。主演の天海祐希が演じる叩き上げの刑事、真壁有希子とクセ者揃いのベテラン取調官たちが、取調室を舞台に犯人との“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の裏に隠された真実を暴いていく。公開が延期されていたが、新たなキャストとして石丸幹二を迎え再始動。天海は「さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしい“ベストの作品”をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます!」と再始動にあたり、力強いコメントを寄せている。

『ゴールデンカムイ』劇場版2(仮題)(製作決定)

血湧き肉躍る、埋蔵金争奪サバイバル・バトル
血湧き肉躍る、埋蔵金争奪サバイバル・バトル[c]野田サトル/集英社 [c]映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

野田サトルによる大人気コミックを実写化した劇場版第2弾。明治末期の北海道を舞台に、“不死身の杉元”の異名を持つ元軍人の杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女アシリパ(山田杏奈)と出会い、24人の囚人の身体に刻まれた、埋蔵金のありかを記した“刺青人皮(いれずみにんぴ)”を求めてサバイバル・バトルを繰り広げる姿を映しだす本シリーズ。2024年1月に映画1作目が劇場公開され、10月からは続編ドラマ「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」(全9話)がWOWOWで放送された。誰もが、癖の強いキャラを鮮やかに演じていることも話題。再びスクリーンに登場する『ゴールデンカムイ』では、“刺青人皮(いれずみにんぴ)”争奪戦が本格化したドラマシリーズに続く物語が描かれる。

ゴジラ新作映画(製作決定)

ゴジラ映画の最新作がやってくる!
ゴジラ映画の最新作がやってくる!

1954年に本多猪四郎が監督を務めた第1作が公開されて以来、日本のみならず世界中を魅了し衝撃を与え続けてきたゴジラ。山崎貴が監督を務め、日本国内で製作された実写版「ゴジラ」シリーズ第30作となった『ゴジラ-1.0』は第96回アカデミー賞でアジア映画として初めて視覚効果賞に輝いたほか、第47回日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめとする8部門を制覇するなど、数々の快挙を成し遂げた。そして引き続き山崎貴が監督、脚本、VFXを務めて、シリーズ31作目となる新作映画が製作されることが決定。続報が待ち望まれる。

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