2025年東宝ラインナップを総まとめ!細田守監督の最新作から「コナン」「鬼滅の刃」「TOKYO MER」など期待作盛りだくさん
『NCT DREAM Mystery Lab: DREAM( )SCAPE in Cinemas』(公開中)
「NCT」から派生したユニット、「NCT DREAM」による3度目のワールドツアー「THE DREAM SHOW 3: DREAM()SCAPE」の幕開けとなった2024年5月2、3、4日のソウル・高尺スカイドーム公演とその舞台裏を収録したドキュメンタリー。メンバーたちのステージ上でのエネルギッシュなダンスや力強いボーカルパフォーマンスはもちろん、メンバーが取り組む準備過程や、リハーサル映像、撮りおろし単独インタビューなど、貴重な映像も収められている。
『Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024+2025 '+Alpha' in SEOUL LIVE VIEWING』(1月12日公開)
人気アイドルグループ「なにわ男子」初のアジアツアーとなる「Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024+2025 ’+Alpha’」のソウル公演のライブビューイングが決定。全国47都道府県の映画館で開催される。映画館ならではの大画面、大音量でライブを堪能できる。
劇場アニメ『ベルサイユのばら』(1月31日公開)
革命期のフランスで懸命に生きる人々の愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」。1972年から「週刊マーガレット」にて連載され、累計発行部数は2000万部を突破。宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化もされ、日本中で社会現象となった。本作は、連載開始から50年以上の時を経てなお色あせない「ベルサイユのばら」の世界を劇場アニメ化したもの。「呪術廻戦」や「進撃の巨人」を手がけるMAPPAがアニメーション制作を担当する。
将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(声:沢城みゆき)、隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット(声:平野綾)、オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ(声:豊永利行)、容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(声:加藤和樹)。栄華を誇る18世紀後半のフランスはベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる彼らの姿を描く。
映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(2月21日公開)
2017年9月に始動し、コミック、ゲームアプリ、舞台、アニメなどさまざまなメディアミックスで人気を集める音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」をアニメ映画化。「イケブクロ・ディビジョン」「ヨコハマ・ディビジョン」「シブヤ・ディビジョン」「シンジュク・ディビジョン」「オオサカ・ディビジョン」「ナゴヤ・ディビジョン」の6チームに分かれて総勢18人のキャラクターが、熱いラップバトルを繰り広げる。スクリーン上で繰り広げられるラップバトルの勝敗は、観客のスマホアプリを通じて行われる参加型投票によって決定。上映中に合計5回行われる投票によって展開や結末が上映回ごとに変わるという、劇場映画としては日本初となる「インタラクティブ映画」となる。
CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』大千穐楽ライブビューイング(2月28日公開)
ルネサンス様式の初代の絢爛な意匠とは対照的に、1966年圧倒的にモダンな姿で開場した帝劇。ここでは350作品を超えるミュージカルと演劇が届けられてきた。2025年2月の帝国劇場休館を前に、その歴史の集大成となるコンサートが劇場を彩った豪華なキャストとともに行われる。大千穐楽公演は、映画館ででライブビューイングが行われる。
映画しまじろう『しまじろうと ゆうきのうた』(3月14日公開)
「しまじろう」の冒険を描く劇場版シリーズ11作目。しまじろうたちが楽しみにしている“キャプテンハット”のショーが、ちゃれんじじまでいよいよ開催される。主役のキャプテンハットを演じる自信がないマイリーとしまじろうは、魔法の“マジカルカバン”に吸い込まれ、カバンの中の世界で冒険することに。マイリーはしまじろうとの冒険を通して、自信をつけることができるのか。映画オリジナルキャラクターとなる、ちゃれんじじまにやって来た劇団員の手品師ペンギンのペペ役として、山里亮太(南海キャンディーズ)が出演。「おかあさんといっしょ」第21代うたのおねえさんとして親しまれた小野あつこが、主題歌「ゆうきのうた」を歌うほか、音楽隊の一員である歌って踊るフラミンゴのおねえさん役も務める。
アニメ『怪獣8号 第1期総集編』/同時上映「保科の休日」(3月28日公開)
2024年に全世界で反響を呼んだアニメ「怪獣8号」が劇場に襲来。第1期総集編に加え、完全新作エピソード「保科の休日」が同時上映される。舞台となるのは、怪獣大国日本。清掃業で働く日比野カフカ(声:福西勝也)は、日本防衛隊のホープである幼馴染、亜白ミナ(声:瀬戸麻沙美)との再会をきっかけに諦めていた防衛隊を再び志すが、その矢先に強大な力を持つ「怪獣8号」に変身してしまう。後輩である市川レノ(声:加藤渉)の協力を得て正体を隠しながら、防衛隊員選抜試験、初の実戦と、かつての夢へ着実に歩みを進めるカフカ。しかし日常を揺るがすように、高い知能を持つ謎の怪獣によって防衛隊基地の襲撃事件が発生。絶望的な状況を前にカフカはある重大な決断を迫られる。
『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』(5月30日公開)
人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描く、芥見下々による大ヒットコミック「呪術廻戦」。2020年10月から2021年3月まで毎日放送、TBS系列にてテレビアニメ第1期が放送され、初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』は全世界興行収入265億円の大ヒットを記録。さらにテレビアニメ第2期となる「懐玉・玉折/渋谷事変」が2023年7月から12月まで放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』は、五条悟と夏油傑の高専時代の過去を描いた 「懐玉・玉折」の総集編。“最強の2人”のもう戻れない青い春を、劇場で楽しむことができる。
『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE(仮題)』(2025年公開)
“ルパン三世”の完全新作となる劇場版。監督を務めるのは、近年の「ルパン三世」新作アニメシリーズを数々手がけ、慣れ親しまれてきたルパンの空気感に新時代のテイストを見事融合させて新たな伝説を築きあげた鬼才、小池健。ファンからも絶大な支持を集め、アニメ業界のみに留まらず様々な映像分野で独自の世界観を構築してきた小池監督が、四半世紀以上ぶりとなる「ルパン三世」の2D完全新作劇場版を描き切る。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記
文/成田おり枝