あの人はなにを選んでる?笑福亭鶴瓶、津田健次郎らが参加した恒例企画「映画人が選ぶ、ベスト映画2024」を発表!

あの人はなにを選んでる?笑福亭鶴瓶、津田健次郎らが参加した恒例企画「映画人が選ぶ、ベスト映画2024」を発表!

清水崇監督、生方美久らが選んだ2024年のベスト映画は?

日本を代表するクリエイターたちは、今年の映画界をどう見ていたのか?『カメラを止めるな!』(17)で社会現象を巻き起こし、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』が公開中の上田慎一郎監督は、「作り手としてはちょっと悔しく嫉妬も抱く、すばらしい作品でした」と今年の夏に大ヒットを記録した『ラストマイル』(24)と、大ファンだという黒沢清監督の中編『Chime』(24)、そして『侍タイムスリッパー』(公開中)の3本を挙げる。

【写真を見る】『カメ止め』上田慎一郎監督が嫉妬した、2024年の邦画を代表するヒット作は?
【写真を見る】『カメ止め』上田慎一郎監督が嫉妬した、2024年の邦画を代表するヒット作は?

自主制作作品として作られ、池袋シネマ・ロサでの公開から口コミで話題が広がり全国に上映館が拡大するという、まさに『カメラを止めるな!』と同じ道を歩んだことから“第2の『カメ止め』”とも称される『侍タイムスリッパー』。公開2日目に劇場で観たという上田監督は、「映画館で映画を観るからこそ味わえる“ならではの体験”をさせてくれる作品と出会えたうれしさがありました」と、観客の反応の良さを振り返った。

清水崇監督が厳選した3本はコレだ!
清水崇監督が厳選した3本はコレだ!

また、監督デビュー25年を迎えた2024年に『あのコはだぁれ?』(24)がスマッシュヒットを記録した清水崇監督は、特集上映で上映されたショートフィルム『駆け抜けたら、海。』(23)と、今年第ブレイクを果たした河合優実が主演を務めた『ナミビアの砂漠』(24)、小松菜奈と松田龍平が共演した『わたくしどもは。』(23)の3本をセレクト。さらに回答全文を見ると、ほかにも多くのタイトルを挙げているので、清水監督ファンは是非ともチェックしてほしい。

生方美久は『SUPER HAPPY FOREVER』に「没入して観ました」
生方美久は『SUPER HAPPY FOREVER』に「没入して観ました」

テレビドラマ「silent」で一躍注目を集め、「海のはじまり」やオムニバス映画『アット・ザ・ベンチ』(公開中)にも参加した脚本家の生方美久は、五十嵐耕平監督の『SUPER HAPPY FOREVER』(公開中)を、同じく『アット・ザ・ベンチ』で長編監督デビューを果たした奥山由之監督は、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』(23)とエメラルド・フェネル監督の『Saltburn』(PrimeVideoにて配信中)、そして弟である奥山大史監督の『ぼくのお日さま』(公開中)の3本を選んでいる。

スペシャルサイトではここに挙げた方々以外にも、アーティスト・俳優の石野理子や俳優の染谷将太、漫画家の冬虫カイコらの回答も掲載されている。また今後も、「第2回日本ホラー映画大賞」でグランプリを獲得し『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(2025年1月31日公開)が控える近藤亮太監督や、同作に出演する杉田雷麟、平井亜門、森田想の3名。さらに「日本ホラー大賞」の選考委員を務めた堀未央奈とゆりやんレトリィバァの回答も順次アップデート予定。

『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の監督&キャストチームはなにを選ぶのか?
『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の監督&キャストチームはなにを選ぶのか?[c]2024「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」製作委員会

そして、ムビチケ全作品に使える映画GIFT500円相当が抽選で当たる「映画ファンが選ぶ、ベスト映画2024」のアンケートも実施中。こちらの応募締切は12月31日の23時59分まで。2024年に観た映画を振り返って、熱いコメントと共に投稿しよう!


文/久保田 和馬

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