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堺雅人、高畑充希の印象は「緊張が顔に出ないタイプで、損をされているかな」

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堺雅人、高畑充希の印象は「緊張が顔に出ないタイプで、損をされているかな」

『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(13)の山崎貴監督作『DESTINY 鎌倉ものがたり』の初日舞台挨拶が、12月9日にTOHOシネマズ日劇で開催。堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が登壇した。堤から「堺くん、ちょっとうるっと来てます」とツッコまれた堺は感無量の様子。初共演となった堺と高畑はお互いに「“DESTINY”です」と語った。

堺は高畑について「信頼のできる同志のような人。でも、プロモーションの時にわかったんですが、緊張が顔に出ないタイプで、損をされているかな」と指摘すると、高畑は「緊張すればするほどの能面みたいになっちゃって。わかってもらえない分、裏目に出ました」と苦笑いした。

堺が「この面子だから考えてみれば緊張するよね。ごめんね。気づいてあげられなくて」と高畑をねぎらった後「これからも何度も共演したい女優さんです」と語った。

高畑も「堺さんは私がちょっと変なところとか、いびつなところが漏れ出た時も笑ってくれますから、こんな私でもいいのかと思わせてくれました」と感謝した。

さらに高畑は「着物を着ても、監督や堤さんからは『ああ、七五三ね』と言われましたが、堺さんは『着物着て、いいね』と褒めてくださった」と言うと、山崎監督は「千歳飴もってくるのが大阪産まれの役目だろと」と、堤は「七五三さんやなと」と高畑をいじり、会場を笑いに包んだ。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、人間とともに幽霊や物の怪、魔物、妖怪、神、仏、死神、貧乏神たちが共存する古都・鎌倉を舞台にしたファンタジー。街で起きた殺人事件の捜査協力をするミステリー作家の一色正和を堺が、彼の妻・亜紀子を高畑が演じた。

取材・文/山崎 伸子

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