ハン・ソロが日本にやってくる!“愛すべき悪党”の過去を紐解く貴重な証言も到着
現在開催中の第71回カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、早くも大絶賛に包まれている『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)。「スター・ウォーズ」シリーズを代表する人気キャラクター、ハン・ソロの知られざる若き日を描きだす本作の日本公開にあわせ、監督とキャストの来日が決定した。
このたび来日を果たすのは、本作でメガホンをとるロン・ハワード監督をはじめ、オーディションで3000人以上の中から若きハン・ソロ役を勝ち取った期待の新星オールデン・エアエンライク。そして「ゲーム・オブ・スローンズ」で一躍スターダムへと駆け上がり、本作では“運命を左右する謎の美女”キーラを演じたエミリア・クラーク。
オールデンは今回が初来日となり、エミリアはサラ・コナー役を演じ話題を集めた『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(15)以来3年ぶりの来日となる。また、4年ぶりに来日するハワード監督は「日本の文化、侍の文化は『スター・ウォーズ』の美学と同じDNAだと思う。本作にも黒澤映画から影響を受けた要素があるんだ」と明かし、過去にジョージ・ルーカスを通じて黒澤明と対面したことを明かした。
またあわせて公開された特別映像には、関係者たちが“愛すべき悪党”ハン・ソロを紐解くための貴重な証言を展開していく。「どうやってああいう男になったのか見ることができる。大きく広がる“ハン・ソロ”の世界の一部なのさ」と語るオールデンに、シリーズ作で何度も脚本を手掛けたローレンス・カスダンは「彼はこのシリーズで最もエキサイティングな登場人物。向こうみずで予想がつかない」とコメント。
「新たなる希望」から「フォースの覚醒」まで、シリーズを通して活躍してきたハン・ソロだが、意外にも彼の生い立ちやチューバッカとの出会いなど、まだまだ描かれてこなかったことがたくさんある。そんな彼の若き日に、果たしてなにがあったのか。その謎の答えが明らかになる本作を期待して待ちたい。
文/久保田 和馬