鈴木亮平、瑛太、北川景子…「西郷どん」キャストの出演映画が続々ありもす!
明治維新の立役者・西郷隆盛を愛にあふれた人物として描く、現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」。史実に脚色を加えたドラマチックな展開や、大河らしからぬコミカルさ、薩摩弁の再現クオリティなどがファンの心を掴んでいる。そんな「西郷どん」で、幕末を懸命に生きた人々を演じる主要キャストたちの出演映画が続々と公開。まとめて紹介しよう!
豪快な吉之助が、繊細な音感を持つピアノ調律師に!【『羊と鋼の森』(6月8日公開)】
大河ドラマで心優しき熱血漢の西郷吉之助(隆盛)を、大きな体と豊かな表情で豪快に演じている鈴木亮平。一方、ピアノ調律師・柳に扮する『羊と鋼の森』では、見違えるほどのスマートな体形に!これまでにも役柄によって体重の増減を繰り返してきた彼の、ストイックな役への姿勢は健在だ。
新米調律師の主人公・外村(山崎賢人)の良き先輩として、彼の成長を優しく、時に厳しく見守る柳。吉之助とはまた違ったスマートな“お兄ちゃん感”は、「西郷どん」を毎週楽しみに観ている人には新鮮に感じるかも?
タイプ真逆の“友人役”を的確に演じ分ける実力派・瑛太【『友罪』(公開中)】
両作品で主人公の“友人”として、物語の重要なカギを握る役どころの瑛太。「西郷どん」で演じる吉之助の幼なじみ・大久保正助は、秀才で向上心の高い青年だ。本日5月27日の放送は、正助が薩摩藩の権力闘争の中で台頭する、まさしく必見の展開に!
そんな正助役とは裏腹に、瑛太が『友罪』で演じる鈴木は、凶悪事件の犯人と思われる共通点を持ち、本名や素性を隠してひっそりと暮らしている。そんな内面的に大きなギャップのある役を見事に演じ分けられるのも、演技派の瑛太ならではだ。
お調子者にしっかり者…可愛らしい妹役で、桜庭ななみの魅力全開!【『焼肉ドラゴン』(6月22日公開)】
大家族の西郷家で、吉之助の妹・琴に扮する桜庭ななみ。弟たちの面倒や家計のやりくりで家族を支えるしっかり者で、何でも相談したくなるような親しみやすい女性だ。一方、関西の地方都市で暮らす一家を描いた『焼肉ドラゴン』でも妹役だが、本作で演じる美花は歌手を夢見るお調子者で、姉妹の中でもトラブルメーカー的な存在。それでも桜庭持ち前の明るい雰囲気で、愛嬌たっぷりの憎めないキャラクターに仕上げている。物語の舞台である1970年代の、なんともかわいらしいレトロファッションを着こなす姿も必見!