山寺宏一、梶裕貴からファーストバイト!サプライズ誕生祝いに「おいしーい」と感激
劇場版アニメ『ニンジャバットマン』の公開記念舞台挨拶が6月16日に新宿ピカデリーで開催され、声優の山寺宏一、高木渉、加隈亜衣、釘宮理恵、梶裕貴、水崎淳平監督、脚本の中島かずき、キャラクターデザインの岡崎能士が登壇。イベント翌日の6月17日に57歳の誕生日を迎える山寺にサプライズで特製のバースデーケーキが贈られ、梶がファーストバイトをして会場を盛り上げた。
アニメ「ポプテピピック」で一躍注目を浴びている制作会社・神風動画の初の長編映画となる本作。日本の戦国時代を舞台に、バットマンらDCコミックスの人気キャラクターが活躍する姿を描く劇場版アニメだ。
バットマン役を演じた山寺は「バットマンを何回かやらせていただいていますが、かっこいいバットマンをやることができた」と大きな笑顔。「日本でつくった、すごいクオリティの高い作品に参加できることがうれしかった」と言うが、「マネージャーから『バットマンです』としか聞いてなかった。それまで『レゴ ニンジャゴー』や『レゴバットマン(ザ・ムービー)』もやっていたので、そういうやつかなと思って見はじめたら『うわ!違う!』とびっくりして。そのおもしろさに食いついた」と異色のバットマンの登場に大喜びだった。
ジョーカー役の高木は「プレッシャーだった」と告白。「大先輩の山寺さんにいつもお世話になっている」と山寺をちらりと見ると、山寺は「大河俳優がなにを言っているんだよ!俺は一生出られないよ!」とツッコみ、会場も大爆笑。高木は「ジョーカーとしては『なんとしても山寺さんを困らせたい、いじめ倒したい』と思っていた」と役作りへのこだわりを吐露し、「(山寺が)いらつくほど、こっちのほうが楽しくなってくるよう」とお茶目に語っていた。
また翌日が山寺の誕生日とあって、サプライズで特製ケーキがプレゼントされるひと幕も。結婚式さながらに、バットマンの“相棒”ロビンを演じた梶がファーストバイトをすることになった。「僕でいいんですか!?」と恐縮しながらも、梶が山寺に“あーん”とケーキを食べさせると、山寺は「おいしーい!バットマン味」と絶叫。「自分の誕生日の前日に、最高の作品の舞台挨拶ができてうれしいです」と語り、大きな拍手を浴びていた。
取材・文/成田 おり枝