『銀魂2』現場でキャバ嬢に扮した小栗旬と菅田将暉、岡田将生の“カワイイ”対決勃発!?
累計発行部数5500万部の空知英秋による人気コミックを福田雄一監督が映画化し、37.8億円という誰もが驚く大ヒットを記録した『銀魂』。早くも製作された『銀魂2 掟は破るためにこそある』の撮影現場にMovieWalkerが密着した。
本作は、パラレルワールドの江戸時代末期を舞台に、坂田銀時(小栗旬)、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が営む“万事屋”を中心に、SFと時代劇をミックスした世界観で描いたアクション・エンタテインメント。
『銀魂2』は「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」が融合したストーリーとなる。「将軍接待篇」は、お妙(長澤まさみ)の働く「キャバクラすまいる」が舞台。幕府のお偉方の来訪を控えるなか、風邪が大流行し、お妙以外の女の子が病欠してしまったことから、困り果てた店長のため、そしてアルバイト代のために万事屋の3人が一肌脱ぐことなる。
3月15日に大阪21ユニバースで行われた撮影では、きらびやかなライトに真っ赤な壁、レッドカーペットさながらの階段、ビロードの椅子…と「キャバクラすまいる」を想像以上にゴージャスに再現。病欠したキャバ嬢たちの穴を埋めるピンチヒッターとして、各キャラクターが強烈な姿を披露してくれた。
真っ青なアイメイクに口裂け女ばりの口紅を塗った神楽の姿で現れた橋本環奈は、現場がどよめくほどの厚化粧。始めは「顔がバリバリになりそう」とぼやいていた橋本だが、次第に周りも慣れたのか、休憩中もフルメイクのまま談笑。撮影も終わるというころ、「久々に鏡を見たら、ヤバい顔してる…!」とギョッとする橋本の姿が愛らしかった。
次なるピンチヒッターは、始末屋のくのいちにして、銀時のストーカー・猿飛あやめに扮した夏菜が登場。この日の撮影はそれぞれ着替え時間も多かったものの、小栗は待ち時間もキャストそれぞれに声をかけて座長っぷりを発揮していた。
そんな銀時も、自らキャバ嬢として参戦。まさかの銀髪ツインテール&肩出しセクシードレス姿を披露した。アクションのためではなく、女装のために筋トレを重ねたという小栗旬が「お客さんたちに、“なんで銀ちゃんこんなムキムキしてるんだろう!?”って思ってもらえたら良いなと思います」とコメント。いっぽう、横に並ぶ新八役の菅田はほっそり。橋本が「(小栗さんは)面白くするために鍛えていて、そうしたら隣にいた菅田さんが、小栗さんが鍛えているのに、自分がなにもしないわけにはいかない、痩せるしかないとなり、その時からダイエットし始めてガリッガリになって(笑)。本当にこの二人が並ぶととても面白いです」とエピソードを教えてくれた。
夜もすっかり深くなったころ、女装姿で登場したのは岡田将生扮する桂小太郎だ。ロングヘアを活かした(?)ゆるやかなハーフアップに紫のサテンドレスで登場するや、クオリティの高さに「おお~っ」と歓声があがる。共演者に「きれい!」「ちょっと話し方も優しくなってる(笑)」といじられた岡田。お腹もチラ見せなドレスも似合うスタイルで、こころなしか瞳も潤んで見える美女っぷり。麗しい桂の女装姿は、スクリーンでぜひ目撃してほしい!
熱い友情物語が展開する“真選組動乱篇”と、爆笑の連続の“将軍接待篇”は、一見トーンの違うストーリーにも見える。しかしヘタレオタクのトッシーに、桂など、いずれもおなじみキャラの変身した姿が楽しめるエピソードでもある。前作でキャストの面々がすっかり銀魂ワールドに馴染んだからこそ、変身した姿が一層楽しめるというもの。
おもしろさに命を懸ける「銀魂」チームはどこまで行ってしまうのか? 期待しかない『銀魂2 掟は破るためにこそある』は、8月17日(金)公開。