Sexy Zone中島健人、嵐・大野智からのあるお願いに困惑!?「絶対無理!」
Sexy Zoneの中島健人と、『3D彼女リアルガール』(18)や『雪の華』(2019年2月1日公開)など主演映画が相次ぐ中条あやみがダブル主演を務め、週刊少年ジャンプで人気を博した古味直志の同名コミックを実写映画化した『ニセコイ』(12月21日公開)の完成披露試写会が8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。直前に行われたスペシャルステージイベントに登壇したキャスト陣と、メガホンをとった河合勇人監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は極道一家の一人息子で勉強一筋の真面目な高校生・一条楽と、ギャング組織の一人娘で金髪&ハーフの桐崎千棘を主人公にしたラブコメディ。性格が真逆で相性も最悪な2人は、お互いの組織の抗争を沈めるために偽物の恋人“ニセコイ”として演じさせられることに。幼いころに結婚の約束をした運命の相手を探していた楽は、好きでもない相手との恋人のフリか、抗争勃発かという2つの“地獄”の板挟みになってしまう。
舞台挨拶が始まるやいなや神妙な面持ちを浮かべた中島は「謝罪しないといけないことがあって…」と語り始める。そして「この映画は全然スイーツ映画じゃありません。まったく甘くない、むしろ辛いぐらいの映画なんですけど、皆さんに楽しんでもらいたいなって思ってまちゅ!」と笑いを誘い、中条もそれに乗じて「2回以上観ないとぶん殴るよ!」と役柄に合わせたコメントをしてから「よろしくお願いしまちゅ!」とはにかんだ。
クランクイン前に“脱王子”を掲げた中島は、撮影を通して意識したことを訊かれると「ひたすらノンシュガーのチョコレートを食べることですね」とキリッと回答。「スイーツ映画ではないので、甘くないチョコのほうがこの映画にふさわしいと思った。ずっと食べ続けていたので、とてもすばらしいラブストーリーになったと思います」と独自のワールドを展開し「楽を演じる上で一番大切だったのは、その意気込みと髪の毛のヘアピンの位置。僕はヘアピンの位置に命をかけました」と言いながら、こらえきれずに吹き出す。
一方で、髪の毛を金髪に染めて“脱・清純”を掲げた中条は「起きた時に鏡を見て、自分じゃないって思いました」と振り返り「金髪で街を歩いても全然バレなかったですね」と、エレベーターで外国人に間違われたエピソードを明かす。そんな中条に中島は「最初観た時、キャメロン・ディアスが来たのかなって思いました。再現度が高すぎて余計にヘアピンの位置が気になりました」とコメントした。
舞台挨拶の終盤、劇中の楽と千棘の関係にちなみ「“絶対無理”というものは?」と質問された中島は「嵐の大野さんをあるニックネームで呼ぶのだけは絶対無理です」と語り「これまで嵐の皆さんを“さん付け”で呼ばせてもらっていたんですけど、櫻井くんから“くん付け”でいいよと許可をいただきました」と明かす。
「でも大野くんからはニックネームで呼んでほしいと言われ、ファンの方が呼んでいる“おおちゃん”だと思ったら、“さとちゃん”って呼んで欲しいと言われました」と明かし、困り顔を浮かべた中島。するとDAIGOが「最初“ちゃんさと”から初めて徐々に“さとちゃん”に変えたら?」と突飛なアドバイス。今後、本作の番宣で嵐と共演した際に中島が大野を“さとちゃん”と呼ぶ瞬間が見られるのか、大いに注目したいところだ。
取材・文/久保田 和馬