山田涼介と土屋太鳳が特撮映画に挑戦!松竹と東映の初タッグ『大怪獣のあとしまつ』制作決定
松竹と東映が史上初のタッグを組む特撮映画『大怪獣のあとしまつ』が制作されることが決定した。本作は、“特撮映画”で倒された怪獣の“その後”とは。巨大な死体は始末してるのかという斬新なテーマを描く、完全オリジナル脚本のコメディ特撮作品となっている。
ある日突然、この国を襲う大怪獣が死んだ。しかしそこにはビックリするほどの巨大な死体。さらにはガス爆発の問題といった国家崩壊をも招きかねない問題が発生してしまう。そんな未曽有の危機を脱するべく、首相直属の特殊部隊に所属する帯刀アラタは現場の指揮をとることなるが、彼の前には環境大臣秘書で元婚約者の雨音ユキノが現れる。2人は前代未聞の“巨大な死体の後片付け”に知恵と工夫と愛で立ち向かうことに。
主人公の帯刀を演じるのは、5月22日(金)から公開される『燃えよ剣』に出演するHey! Say! JUMPの山田涼介。本作で本格的なコメディ作品に初挑戦する山田は「本格コメディ映画ははじめてのお話で、すごく迷いがありました。ただ台本を読ませていただいて、ふざけた情景のなかに超真面目な主人公のギャップ…これはおもしろい!と思い、ぜひ出演させていただこうと思いました」とコメントしている。
さらに、ヒロインの雨音を演じるのは『春待つ僕ら』(18)などに出演する土屋太鳳。土屋は「この作品が持つ深さとパワーを予感しました。山田涼介さん演じる主人公を支えるチームの一員として、全ヒーローへの恩返しを込め、踏んばります!」とコメントしており、はたして初共演となる山田と土屋が本作でどんな掛け合いをみせるのか。
そして監督と脚本を手掛けるのは、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(18)の三木聡。三木監督は本作の制作に対し「山田くんは欠落した過去を持つ主人公を、ときにクールに、また、ときに青い炎ともいうべき情熱を持って芝居づくりに臨んできてくれてますし、土屋さんは予想できない表情と的確なセリフトーンでやや負の面を持った新しい特撮もののヒロインを演じてくれる…はず。2人と一緒にスタッフ一同、思い切り後ろを向いて撮影に臨みます」と抱負を述べた。
なお、本作の撮影は2020年春から開始し、公開は2020年以降になるとのこと。数々の名作を生みだしてきた松竹と東映の日本映画史上初となる共同プロジェクトの、今後の情報に期待したい!