デビュー20周年!ココリコ、土田晃之、藤井隆がクレヨンしんちゃんとタキシード姿でお祝い
今年で映画化20周年を迎える『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』(4月14日公開)。同じくデビューから20年目という縁を受けて、ココリコの遠藤章造と田中直樹、土田晃之、藤井隆がゲスト声優に大抜擢! 3月16日にアフレコを披露した。
ある日、ささいなことで喧嘩した野原しんのすけと妹のひまわり。そこに「ひまわり姫をお預かりします」と謎の男が現れて、ひまわりを宇宙の彼方・ヒマワリ星に連れ去ってしまう。4人が演じるのは、ヒマワリ星で彼女のお世話役をする“イケメンDEイケメン軍団”だ。しんちゃんと共に、アニバーサリー・イヤーにふさわしく、タキシードに身を包んで登場した4人。アフレコでは掛け合いもぴったりで、イケメンになりきって、ノリノリでひまわりをあやしていた。これには、アフレコに立ち会ったしんちゃんも「やっている時の顔が良かった! 表情はセリフに乗るからね。最高!」と大絶賛だった。
そして、しんちゃんに「実生活でもイクメン?」と聞かれると、田中は「一時期、仕事でなかなか会えない時に、息子に『田中さん』て呼ばれて(笑)。そんなことがないように一生懸命やっています」とコメント。元妻の千秋と5年前に離婚している遠藤は「諸事情により、子供と一緒に住んでいない。週に1、2回は会えるので、その時は娘のお弁当を作っています。最初は何を入れて良いかわからなかったので、おにぎり3つと、おかずとして娘が好きな“甘栗むいちゃいました”を入れたんです。夜、ママから電話がかかってきて、すごく怒られました(笑)」と明かして、会場の笑いを誘っていた。
さらに、20年という歳月について尋ねられると、藤井は「色々なことをやらせていただいて、自分も飽きない。これからも新たな面を見せて、変わり続けていきたい」、土田は「20年前は『クレヨンしんちゃん』に出られるなんて思っていなかった。コンビで10年、ピンで10年。頑張ったな」と話すと、しんちゃんも「オラも始まった時は、視聴率4%だった。まさか20年も続くとは! おかげで5歳児20年だよ」と、それぞれが感慨深けだった。
また最後に遠藤が「前の奥さんが声をやっているドラミちゃんよりも頑張りました! ドラミちゃんて怒ると怖い。離婚届を出してくるからね!」というと、「言うな、言うな! ドラミちゃんも頑張ってるし、ドラミちゃんが出すのは便利な道具ばっかりや!」と、すかさず周りの3人が突っ込むなど、終始、息の合った掛け合いにあふれた会見となった。
デビューから“笑い”にこだわり、変わらずに私たちを楽しませてくれる彼ら。ギャグと感動、心温まる『映画クレヨンしんちゃん』シリーズのクオリティも色あせないまま。是非わくわくしながら最新作の公開を待とう!【取材・文/成田おり枝】