G・パルトロー、「ブラで乳がんになる」説で大炎上

映画ニュース

G・パルトロー、「ブラで乳がんになる」説で大炎上

発言が何かとひんしゅくを買ってしまうグウィネス・パルトローが、またもや大炎上騒ぎを巻き起こしている。

自身が手掛けるウェブサイトの記事が炎上しているグウィネス・パルトロウ
自身が手掛けるウェブサイトの記事が炎上しているグウィネス・パルトロウ写真:SPLASH/アフロ

今回問題となっているのは、グウィネスが直接発言したものではないが、グウィネスが手掛けるライフスタイルを提案するウェブサイト「Goop」に、健康面でグウィネスの指導を行っているハビブ医師が寄稿した記事だ。

同サイトはユニークなアドバイスをすることで知られており、過去にも炎上騒ぎが起きているが、今回ハビブ医師が10月15日版の「Goop」ニュースレターに寄稿した2700字にわたる原稿によると、「ブラジャーを着用することで乳がんのリスクが高まるため、できる限りブラジャーを着用しない方がいい」という。

1995年に医学類学専門家の夫婦が発表した著書「Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer and Bras」を引き合いにハビブ医師は、「1日12時間以上ブラジャーを付けていると、乳がんになる確率が劇的に高くなります。それは、きついブラジャーを付けていることで、胸と脇の下周辺のリンパの流れが制限されることになるからです。それによって毒素を蓄積することになり、ガンになりやすい身体になってしまう」と原理を説明。「ワイヤー無しのブラジャーをするという少しのライフスタイルの変化で、乳がんのリスクが軽減し、よりよい生活を送ることができる」としている。

それについて米がん協会は、「ブラジャーと乳がんの関係には、なんら科学的根拠がない」との声明を発表している。

日本でも北斗晶が乳がんの手術をしたことを公表したことで、乳がんへの意識が高まっているが、疾患率が高いアメリカでは乳がん撲滅運動やチャリティ活動が日常的に行われている。

センシティブな内容の情報だけに一般人を混乱に陥れる可能性が高く、ブラジャー業界を敵に回すこの発言。「結局は、Goopのワイヤレスのブラジャーを宣伝しているだけ」と商魂たくましいやり方に非難が殺到している。【NY在住/JUNKO】

作品情報へ