二階堂ふみの小悪魔的魅力に「振り回されっぱなし」と大杉漣がぞっこん!

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二階堂ふみの小悪魔的魅力に「振り回されっぱなし」と大杉漣がぞっこん!

室生犀星の小説を映画化する『蜜のあわれ』(4月1日公開)の試写イベントが1月27日にアキバシアターで開催され、二階堂ふみ、大杉漣、石井岳龍監督が登壇。小悪魔的な少女を演じる二階堂について、大杉が「振り回されっぱなし。ずっと翻弄されていた」とその魅力に完全ノックアウトされたことを明かした。

本作は、室生自身を投影しているともいわれている老作家と、変幻自在の金魚の姿を持つ少女・赤子との無邪気でエロティックな触れ合いを描く幻想的なドラマ。二階堂は高校生の頃に読んでから、この原作小説が大好きだったそうで、「ずっと自分がやりたいと思っていた。いろいろな人にやりたいと話をしていて、言い続けていたら出会えるときが来るんだなと実感した」と念願が叶った思いをしみじみと告白。

実は金魚であるという難役を演じた二階堂だが、「すごく楽しかったです」と笑顔を見せ、「感覚的というか、『恋人っていう言葉は赤い感じがするな』とか、第六感で感じるものを頼りにしながら言葉を発している役だった。セリフを発するだけですごく新鮮な毎日だった」と自身にとっても新境地となった様子だ。

赤子と暮らす老作家を演じたのが、大杉だ。大杉は「振り回されっぱなし。ずっと翻弄されていた。二階堂さん演じる赤子が、本当に金魚に見える」と二階堂の魅力にぞっこん。二階堂も「やりたかった作品で、濃厚な素敵な時間を大杉さんとご一緒できるなんて幸せ。たくさん、役として愛でていただいた」と相思相愛の思いを語っていた。

また、二階堂が「空いている時間を使って、ドライブに連れて行ってくださって。すごく楽しかった」と大杉とのデート秘話を明かすと、大杉は「行きました。食事に行ったり、“うさぎランド”っていう、うさぎと遊べる楽しいところに行ったり。これは意外とすごかったですよね。だいぶ長い時間、“うさぎランド”にいた」と楽しそうに振り返っていた。【取材・文/成田おり枝】

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