“暗殺女子会”で恋バナ!意外なモテ男は殺せんせー!?
現在公開中の映画『暗殺教室~卒業編~』。物語の舞台となった椚ヶ丘中学校3年E組の生徒キャストたちは、本当のクラスメイトのように仲が良いらしい…という噂を聞きつけ、Movie Walkerでは3年E組の“暗殺女子会”を直撃取材!
今回集まったのは、いつでも明るいムードメーカー・茅野カエデに扮した山本舞香、みんなから好かれるクラスのマドンナ・神崎有希子役の優希美青、マジメで奥手な理系女子・奥田愛美を演じた上原実矩の3名。果たして、どんなガールズトークが飛び出すのか?
「みんなの意外な一面が発見できて楽しかった」(優希)
――同世代キャストが多い撮影現場は、どんな雰囲気でしたか?
上原「前作『映画 暗殺教室』(15)の撮影は、年齢が近いキャスト同士で何となく固まりがちだったけど、今回はみんなとワイワイしながらコミュニケーションが取れていた印象だったよね?」
山本「約1年ぶりだったけど、『おっ、久しぶり!元気だった?』って感じですぐ打ち解けて。そこから1か月ずっと一緒にいたから、いろんな話をして、さらに仲が深まったよね。数人いるんですよ、にぎやかなメンバーが!」
優希&上原:「いるいる(笑)」
山本「竹富聖花ちゃんとか(笑)」
上原「聖花ちゃん、空き時間によく踊っていたね(笑)」
山本「田中日南乃ちゃんとか、宮原華音ちゃんも」
優希「金子海音もけっこううるさい(笑)」
上原「確かに。でも盛り上げつつ、ちゃんとまとめてくれていた気がする」
優希「最初はみんなを役のイメージで捉えてたから、意外な一面が発見できて楽しかったな。実矩ちゃんは大人しいと思ってたけど、よく喋るし、よく食べるし…。舞香ちゃんは、私が現場でわからないことがあると見かねてサッと来てくれて。お姉さんみたいな頼りになる存在だった!」
山本「照れる(笑)。あと、差し入れの焼き芋にはめっちゃテンションあがったよね」
上原「みんなで『わー!焼き芋だー!』って。直前にケータリングでご飯食べていたのにね(笑)」
山本「そう!めっちゃ食べるから、ホックが締まらなくなった(笑)」
上原「前作のときにケータリングで“色んな変化”があって反省したのに…」
山本「そこは、はっきり『太った』って言えばいいじゃん!(笑)」
「殺せんせーが彼氏だったら、どこにでも連れてってくれそう!」(山本)
――もし「暗殺教室」シリーズのキャラクターで彼氏にするなら誰を選びますか?
山本「殺せんせーはマッハ20で高速移動できるから、付き合ったらどこでも連れてってくれそう!海外なんて一瞬で行けるじゃん。そこは良いよね」
上原「でも、殺せんせーって巨乳好きだからそういう目で見られるよね…」
山本「それはイヤだな(笑)。美青ちゃんは?」
優希「うーん…(しばらく沈黙)」
上原「カルマくん好きそうだよね。それともイトナくん?岡島くんは?」
優希「みんな…絶対イヤ(笑)。実矩ちゃん、お先にどうぞ!」
上原「私も移動の便利さで選ぶなら殺せんせーかな、と(笑)。でも、恋愛対象って言われると誰だろう…?化学が得意な竹林くんも、愛美にとって仲間みたいな存在だし。3年E組には、彼氏候補はいないということで」
優希「私は杉野くんかな。いつも有希子を守ってくれるし。前作で有希子が倒れたときも、一番心配して駆けつけてくれたのが杉野くんだったから」
山本「助けてた!」
上原「映画を観ていても、一番最初に『神崎さん!!』って杉野くんの声が聞こえるもんね(笑)」
「美青ちゃんは、みんなの妹みたいな存在」(上原)
――前作の撮影時と比べて、お互いの「ここが成長したな」と感じた点はどこですか?
山本「実矩ちゃんは人見知りしなくなったかな。よく喋るし、よく笑う。前作の撮影でめっちゃ人見知りされて、私とあんまり話したくないって思われているのかと(笑)。でも今回は回し蹴りも披露してたり、はっちゃけてたね!」
上原「最初は緊張してしまう方だから、今回もまた人見知りしちゃうのかなって不安だったけど、すごい仲良くなれたし、それぞれみんなから壁が消えて接しやすくなった気がします」
優希「あとね、実矩ちゃんはギャグセンが高くなった!」
上原「え~そこ?(笑)」
山本「美青ちゃんは、雰囲気が柔らかくなった気がする。前は、人に対して一歩距離を置いてるのかなっていう印象。でも、今回はスッと人の輪の中に入ってた。実矩ちゃんも、前作では美青ちゃんとあんまり喋ってなかったでしょ?」
上原&優希「ううん、喋っていたよ(笑)」
山本「え、知らなかった(笑)。でも、美青ちゃんが困ってると、誰もが助けてあげたくなるっていうか…。すごい可愛らしい」
上原「みんなの妹みたい」
山本「うん。有希子はクラスのマドンナ的存在だから、役柄に合ってる」
優希「そんな…!ありがとうございます。私もすごく人見知りで、初めて会った人には話しかけられないし、自分の素を見せられないけど、今回は最初から素でいけたかな」
上原「舞香ちゃんは、すごく接しやすい。でも今回はさらにフレンドリーさが増したと思う!あとは、髪が伸びた(笑)」
山本「そう!前は肩くらいまであったから」
優希「舞香ちゃんはたくさん話しかけてくれて、相談にも乗ってくれたり、お互いのプライベートな話も出来てホッとしたよ。いろいろ話せて、仲良くなれて、良かった!」
山本「なんか、すごい褒められてる!?今日はよく寝れそうだな(笑)」
久しぶりの再会を果たし、一緒に過ごした時間を楽しそうに振り返った3人。その仲の良さは、スクリーンごしでも伝わってくるはずだ。3年E組の深い絆を、ぜひとも劇場で確認して欲しい!【取材・文/トライワークス】