「特撮のDNA—ウルトラマン」で撮影時のマスクや小道具を展示!「銀魂」「名探偵コナン」の動向など、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!
8月上旬~中旬にかけて発表され、話題になったアニメ関連のニュースをファンの声とともにおさらい。「特撮のDNA—ウルトラマン」の展示情報やNetflixアニメ「日本沈没2020」の新展開情報を中心にご紹介!
「特撮のDNA—ウルトラマン」にウルトラマンやウルトラの父のマスクが登場
9月5日(土)~10月18日(日)にかけて、東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催される「特撮のDNA—ウルトラマン Genealogy」。日本独自の「特撮文化」に着目し、その技術と継承者たちにスポットを当てる展覧会として2016年にスタートした「特撮のDNA」の第3弾で、「ウルトラマン」シリーズのGenealogy(ジニオロジー=系譜)をたどる内容となっている。そしてこのたび、気になる展示内容の一部が発表された
展示プログラムの一つ【ウルトラマン 姿形のナゾ?】では、撮影に使われたウルトラマンのマスク3種を比較。当初、ウルトラマンには“しゃべる”設定があり、口元が柔軟性のある素材で作られていた。しかし、撮影が進行するにつれて、口~頬の皺が目立つようになり、より強度のある素材で作り直されたという経緯がある。このほか、「ウルトラマンA」と「ウルトラマンタロウ」に登場した際のウルトラの父のマスク、ウルトラマンレオの胸像、ウルトラマンG(グレート)の撮影に使用されたミニチュア人形なども展示される。展示品を眺め懐かしむだけでなく、制作秘話やスーツやマスク、小道具などのこだわりも知ることができる。
このニュースにはファンも高い興味を示しており、「グレートの展示あるなら行くしかない!」や「当時のレオのスーツ、そしてグレートのマペット…」、「初日チケット確保した!」などのコメントがSNSを飛び交っている。
「日本沈没2020」が再編集され11月に劇場公開!
小松左京の大ヒット小説「日本沈没」を『夜明け告げるルーのうた』(17)、「映像研には手を出すな!」などの湯浅政明監督が初めてアニメ化した「日本沈没2020」。全10話でNetflixにて独占配信された本作を劇場版として再編集した『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』が11月13日(金)より公開される。
「日本沈没2020」とは、“国が失われゆく人々のアイデンティティ”という原作のテーマを残しつつ、舞台を2020年現在の日本に設定。容赦ない大災害のなかを生き抜く、ごく普通の家族の姿が描かれた。SNSを中心に賛否様々な論争を巻き起こしたが、Netflix国内視聴ランキングではNo.1を記録している。
今回、再編集版の公開に至った経緯について湯浅監督は「1話のダビングの時に5.1chで作られた音が心地良くて、これはいい環境で観ないともったいないと思うようになりました」と説明。また、本作の反響について「配信が開始されると内容に非難も巻き起こり、意図したところへたどり着かない視聴者の方も多く見受けられました。この作品は観る側へのたくさんの裏切りがあります。それは登場人物が乗り越えるべき苦難と同様でやさしくありません」とも振り返っている。