発行部数50万部超のベストセラー恋愛小説「余命10年」が映画化!監督は『新聞記者』の藤井道人

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発行部数50万部超のベストセラー恋愛小説「余命10年」が映画化!監督は『新聞記者』の藤井道人

2017年の発売から「ただの恋愛小説にとどまらない」とSNSで反響を集め、発行部数50万部を突破した小坂流加によるベストセラー恋愛小説「余命10年」。同作が『新聞記者』(19)の藤井道人監督により映画化されることが決定。2022年に公開される。

【写真を見る】『新聞記者』を日本アカデミー賞6冠に導いた藤井監督がベストセラー小説を映画化
【写真を見る】『新聞記者』を日本アカデミー賞6冠に導いた藤井監督がベストセラー小説を映画化[c]2022映画「余命10年」製作委員会

不治の病により余命10年を宣告された20歳の茉莉は、生きることに執着しないよう恋だけはしないと決心し。だが、同窓会での和人との出会いをきっかけに、彼女の10年は大きく動いていく…。切ない物語に加え、小坂が茉莉と同様に難病を抱えていたこと、病状が悪化して文庫版発行直前の2017年2月に逝去していたことが明かされ、多くの悲しみの声があがっていた。

映画化決定に際し藤井監督は「当たり前が当たり前ではなくなったこの世の中で『余命10年』が皆さまの明日を生きる糧となるように向きあって来ました」と思いをコメント。脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『雪の華』(19)の岡田惠和と、「プリティが多すぎる」「恋はつづくよどこまでも」と、ドラマを中心に手掛ける渡邉真子が担当。等身大の若者の恋愛を描く2人と、透明感ある映像に定評のある藤井との初タッグにも期待が高まる。


また、コミック版「余命10年」がLINEマンガで配信されることも決定。発表から4年経てなお多くの人の心を揺さぶる「余命10年」。藤井監督の役者に深く寄り添う演出は原作小説をいかに昇華させるのか?またどのような俳優がキャスティングされるのか?今後の情報にも注目していきたい。

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