「本当の“家族”の映画だった」ムロツヨシの熱演光る初主演作『マイ・ダディ』に集まった、観客の想い
新星・中田乃愛が体当たりで挑んだ難役…親子の深い絆が涙を誘う
そんな一男の娘、ひかりを演じ、ムロと見事に渡り合っているのが、オーディションで選ばれた中田乃愛だ。本作が本格的な演技初挑戦となるにもかかわらず、思春期に突入し、父親に対して素っ気ない態度を取りながらも、心の底では愛情を感じている中学生をナチュラルに表現。また平凡な日常が白血病によって崩されながらも前を向いて生きようとする様を、実際に髪を剃って坊主頭にし、体当たりで演じて見せている。
「中田さんの新人とは思えない心情描写が素敵でした」(30代・男性)
「笑顔がとても良かったです」(40代・女性)
「一番、演技が輝いていました」(50代・男性)
「オーディションで中田さんを選んだ監督の目に狂いはなかったと思います」(50代・男性)
など、彼女の心のこもった演技や笑顔に惹きつけられたという好意的な意見に加えて、同世代の女性からは共感したという以下のような熱いコメントも届いていた。
「私も父とどう接して良いのか分からなくなり、気まずいのを避けるため、会話をしなかったり、話すのが不得手になったり、ひかりの気持ちに共感できました」(10代・女性)
「教会に入る前のやりとり。年齢的にも自分と中田さんを照らし合わせて見ていて、素直になれないところなど共感できる部分は多かったです」(10代・女性)
そんな中田とムロによる、親子の絆の深さが感じられるやりとりについて、「反抗期の娘とその父の闘病中と完治後で見せる親子の距離感がリアルで、お2人はハマり役だなと思いました」(10代・女性)といった、リアルさと感動を覚えたという人も多かったようだ。
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人生に付きまとう感情を巧みに表現する、演技派俳優陣
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