前回ランキングは『映画 すみっコぐらし』が首位を奪取!今週の動きは?
新作のランクインは1本だったものトップ2つが入れ替わるといった動きが見られた、先週11月13・14日の週末映画動員ランキング。あす23日の祝日を前に、その動きを振り返ってみよう。
前作超えの好ペースで『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』が首位へ
先週2位でスタートした『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』が、土日2日間で動員12万5000人、興収1億5400万円をあげ、公開から2週目にして見事シリーズ初となる1位を獲得した。累計では動員38万人、興収4億6900万円となっており、最終興収15億円に迫るスマッシュヒットを記録した前作を上回る好ペースの興行となっている。このヒットを受けて、11月18日にはナレーションの井ノ原快彦と大森貴弘監督が登壇する舞台挨拶を新宿ピカデリーで実施。また、19日からは入場者プレゼントの第2弾も配布されており、さらなる動員が期待される。
『エターナルズ』ほか公開7週目の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』も好調
先週1位だった『エターナルズ』は2位となり、土日2日間で動員9万6000人、興収1億5400万円をあげている。一方、累計では動員50万人、興収7億円を突破しており、1位の『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』を上回っている。
3位には動員8万5000人、興収1億1700万円をあげた『そして、バトンは渡された』が入り、先週の4位からワンランクアップ。累計では動員66万人、興収8億円としている。続く4位には、『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』が入っており、13日に新宿バルト9で行われた大ヒット舞台挨拶のライブビューイングのあと押しも受けて、こちらも先週の5位からワンランクアップという結果になった。
先週3位スタートの劇場版『きのう何食べた?』は、動員7万3000人、興収1億600万円をあげて5位とし、累計では動員52万人、興収7億円を突破。公開7週目ながら8位の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、累計動員174万人、興収25億円で、10位の『燃えよ剣』は動員77万人、興収10億円となった。
新作からは、スーパー戦隊シリーズ第35作となる「海賊戦隊ゴーカイジャー」の10周年を記念したVシネマ作品を限定公開した『テン・ゴーカイジャー』が9位に入り、根強い人気の高さを示している。
週末からは、生田斗真が潜入捜査官“モグラ”を演じる人気シリーズの完結編『土竜の唄 FINAL』、岡田将生と川口春奈の共演で劇団「イキウメ」のホラー舞台を映画化した『聖地X』、おかざき真理原作の同名コミックをふくだももこ監督&田中みな実主演で実写化した『ずっと独身でいるつもり?』といった気になる邦画のタイトルが公開されているが、はたして今週のランキングが上記タイトルの公開によってどのように動くのか。順位変動から目が離せない!
文/サンクレイオ翼
1位 映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ
2位 エターナルズ
3位 そして、バトンは渡された
4位 劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア
5位 劇場版「きのう何食べた?」
6位 老後の資金がありません!
7位 映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!
8位 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
9位 テン・ゴーカイジャー
10位 燃えよ剣
※興行通信社調べ