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生田絵梨花、『コンフィデンスマンJP 英雄編』で得た新境地を語る「こういう自分もいたんだ」

インタビュー

生田絵梨花、『コンフィデンスマンJP 英雄編』で得た新境地を語る「こういう自分もいたんだ」

「長澤さんはいくつ引き出しがあるんだろう!と驚かされます」

頭脳明晰なコンフィデンスウーマン、ダー子(長澤)
頭脳明晰なコンフィデンスウーマン、ダー子(長澤)[c]2022「コンフィデンスマン JP」製作委員会

長澤は、初共演となった生田について「すごく明るくてオープンマインドな方」という印象を口にしていたが、生田自身も「長澤さんを筆頭に、皆さんが仲間に入れてくださったので、初日から馴染めました」と笑顔を見せる。
「メインキャストのお三方が壁を作らず、ウェルカムな感じで迎え入れてくれました。長澤さんが、飲み物を賭けてみんなでじゃんけんしようといったゲームを提案してくれたりするんです。また、五十嵐(小手伸也)さんをみんなでいじる、という雰囲気も楽しかったです」。

番宣や舞台挨拶などで、常にムードメーカーとして全員を盛り上げているのが小手だ。「小手さんに絡むのは、みなさんの恒例行事になっていました。長澤さんが『全然遠慮しないでやっちゃって』と言ってくださったので、私も小手さんに対して思い切りいかせてもらいました。劇中で麗奈が笑いながら五十嵐さんをバンバン叩くシーンがありましたが、実は台本にはなかったんです」。

チームワークが抜群な「コンフィデンスマンJP」チーム(写真は初日舞台挨拶)
チームワークが抜群な「コンフィデンスマンJP」チーム(写真は初日舞台挨拶)撮影/成田おり枝

生田は、ハイテンションなコメディエンヌぶりを発揮している長澤について「長澤さんは、『コンフィデンスマンJP』でいろんな役柄を演じていますが、声のトーンから走り方など、全部変えていらっしゃって、いくつ引き出しがあるんだろう!と驚かされます」と興奮しながら語る。

また、東出や小日向との共演も心から楽しんだようだ。「小日向さんは、あんなにもチャーミングな方だと思っていなかったです。以前『イチケイのカラス』でご一緒させていただいた時、小日向さんは裁判官役をされていたので、その役柄のイメージが強かったのですが、実は誰よりもよく笑うし、いつも話の中心にいて、たくさん笑わせてくださいました。また、東出さんはとにかくまじめな方でした。栃木弁で話すシーンでは、イントネーションを直前まで確認されていたし、私とやりとりするなかでも『やりづらいところはない?』と、すごく気にかけてくださいました」。

東出、小日向ら「コンフィデンスマンJP」レギュラー陣との共演も楽めたという生田
東出、小日向ら「コンフィデンスマンJP」レギュラー陣との共演も楽めたという生田[c]2022「コンフィデンスマン JP」製作委員会


夫であるゴンザレス役の城田は、同じミュージカル俳優でもあるが、今作が初共演となった。「城田さんとはいろんな歌番組で共演させてもらっていて、すでに信頼関係が築かれていたので、なんでも相談できました。ゴンザレス夫婦はインターナショナルで、あまり日本人にはないカップルの雰囲気を出せればと思い、2人ですごく話し合いました。だから腕を組んで登場したり、意識して目線を合わせたり、ボディタッチを多めにしたりしたから、自然と魔性の女感に繋がっていったのかなと。本当に城田さんがゴンザレスでよかったです」。

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