『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が4週連続1位に!『ドクター・ストレンジMoM』も大ヒットスタート
5月7日、5月8日の週末映画動員ランキングが発表。今年のゴールデンウィークも劇場版「名探偵コナン」シリーズが盤石の強さを見せつけた。
4週連続1位で観客動員数は500万人を突破!
今週の動員ランキングは、劇場版「名探偵コナン」シリーズ第25作となる『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が土日2日間で観客動員27万9000人、興行収入3億9700万円をあげ、見事4週連続で1位を獲得した。累計成績では早くも動員500万人、興収69億円を突破。これで『名探偵コナン から紅の恋歌』(17)から5作続けて観客動員数500万人の大台に乗ったことになる。
2位には世界中で大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)にも登場した元天才外科医で最強の魔術師“ドクター・ストレンジ”の活躍を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が初登場。
トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督が15年ぶりにマーベル作品を手掛けたことでも大きな話題を集めている本作は、土日2日間で動員20万9000人、興収3億4400万円を記録。公開初日となった5月4日からの5日間の累計成績では動員78万人、興収12億円を突破している。
初登場作品では、『凶悪』(13)や「孤狼の血」シリーズで知られる白石和彌監督が櫛木理宇のサイコサスペンス小説を阿部サダヲ&岡田健史主演で映画化した『死刑にいたる病』が5位にランクインした。
「クレヨンしんちゃん」は動員123万人、「ファンタビ」は興収40億円を突破!
また土日2日間で動員11万5000人、興収1億4300万円をあげた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は、前週より1ランクダウンの3位となったが、累計では動員123万人、興収14億円を突破。同じく前週より1ランクダウンの4位となった『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は累計では動員274万人、興収40億円を記録。
ほかに、公開から8週目を迎えた『SING/シング:ネクストステージ』が累計で動員256万人、興収32億円を突破。公開から10週目を迎えた『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が累計で動員220万人、興収26億円を記録している。
今週末からは、庵野秀明が企画・脚本を務め樋口真嗣のメガホンのもと、日本を代表する特撮キャラクターを映画化した『シン・ウルトラマン』、本屋大賞に輝く同名小説を広瀬すずと松坂桃李のダブル主演で映画化した『流浪の月』、「進撃の巨人」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOが再タッグを組んだオリジナル長編アニメーション『バブル』などが公開される。
文/久保田 和馬
1位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
2位『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
3位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』
4位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
5位『死刑にいたる病』
6位『劇場版 ラジエーションハウス』
7位『SING/シング:ネクストステージ』
8位『劇場版Free! the Final Stroke 後編』
9位『ホリックxxxHOLiC』
10位『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』