奥手アラサー&積極的高校生「みなと商事コインランドリー」草川拓弥と西垣匠をもっと知りたい!
人気BLコミック「みなと商事コインランドリー」がドラマシリーズ化されて、毎週水曜深夜0時30分からテレビ東京系にて放送中だ。「おっさんずラブ」や「チェリまほ」「美しい彼」など昨今BLドラマはヒットすることが多く、出演キャストがブレイクすることも少なくない。ドラマ「みなしょー」こと「みなと商事コインランドリー」のキャストは、ドラマ初主演となる草川拓弥(超特急)と、若手注目株の西垣匠だ。作品をさらに楽しむために、彼らを中心にドラマの見どころを紹介しよう。
透明感抜群&時にはガッツリな「みなと商事コインランドリー」
原作コミック「みなと商事コインランドリー」は、原作を椿ゆず、漫画を缶爪さわが手掛け、累計発行部数は40万部に達するヒット作。無料WEBマンガサイト「ジーンピクシブ」で連載中であり、連載当初から「WEBマンガ総選挙2020」入賞など数々の賞を受賞している。物語の舞台は、創業30年の少し古びたコインランドリー。ここの管理人をしているアラサーの湊晃(草川)と、店を訪れた男子高校生のシンこと香月慎太郎(西垣)が徐々に距離を縮めていく姿を描いている。年の差ある2人の恋の攻防は、ピュアななかにドキッとさせる一面もあってキュンキュンしてしまう。
愛らしい瞳の奥に臆病さをにじませる…草川拓弥
年上で、成人済みの大人である湊のほうがシンに気圧されっぱなしで振り回されて動揺しているところもいい。観ていると自然に頬が緩んできて、シンが湊をかわいいと言うのも大いに納得できるというもの。湊を演じる草川は1994年11月24日生まれの現在27歳。草川が湊とシンのどっちを演じるの?という声があったほど若く見える彼だが、年齢にそぐわず愛らしいところが湊のイメージにピッタリだ。
草川は男性グループ、超特急のメンバーとして活動しながら、「花嫁のれん」や「ウルトラマンギンガ」など話題のドラマに出演して俳優としてもキャリアを積み、近年では「家を売るオンナの逆襲」でイマドキな若手社員を演じ、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で主人公の後輩社員、六角役として注目された。2作とも共演陣のなかでは年下の後輩という立場の草川は、「みなしょー」でも、シンやコインランドリーの常連にかわいがられるポジションであることは変わらない。
湊と湊以外に見せる表情のギャップにドキリ…西垣匠
湊に直球で好意を伝え、グイグイとアプローチするシンを演じるのは、オーディションで選ばれたという西垣匠。1999年5月26日生まれの現在23歳で、特に童顔というわけではないが、高校生役に違和感はない。彼の場合は年齢よりも役柄の振り幅がすごいと声を大にして言いたい。「夢中さ、きみに。」で俳優デビューした西垣がほどなくして注目されたのは「ドラゴン桜」第2シリーズの、丸坊主に眉も薄い不良生徒役。目鼻立ちがハッキリとしている彼の坊主&眉なし姿は迫力があり、強烈な印象を残した。
そんな彼は、「消えた初恋」では「ドラゴン桜」で演じたキャラクターとは真逆とも言える、空回りしている残念男子の学級委員長に扮し、そして本作では湊も太鼓判を押すイケメン高校生のシンを演じており、そのカメレオン俳優ぶりに改めて驚く。本作でもシンという一つの役のなかで、湊に向ける優しい目とウザ絡みする同級生への冷たい視線、湊に懐くワンコな態度と詰め寄った時のタメ口で強引な姿勢というギャップを披露。出演作『アキラとあきら』(8月26日公開)も控える、今後も楽しみな若手俳優だ。