IMAXが「ジュラシック・ワールド」に支配される!シリーズ完結編が“IMAX推し”な理由
“レジェンド博士”たちがカムバック!新旧キャストが夢の共演
前作では、イスラ・ヌブラル島の火山が噴火を起こし、ロックウッド財団のサポートのもとで恐竜たちはアメリカ本土へと連れて来られる。そしてロックウッド邸でメイジー(イザベラ・サーモン)という少女と出会ったオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)。遺伝子組み換え恐竜インドラプトルの脅威を乗り越えた末に恐竜たちと自身の生い立ちを重ね合わせたメイジーは、恐竜たちを“外の世界”へと解き放った。
最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で描かれるのは、それから4年後の世界。世界各地に恐竜たちが棲息するようになり、人類と恐竜とが共存の道を探る“ジュラシック・ワールド”が確立しようとしているなか、新たな課題がオーウェンたちに降りかかる。人里離れた場所で一緒に暮らすオーウェンとクレアとメイジー。そしてその近くの森にはヴェロキラプトルのブルーと、その子どもと思しき“ベータ”が棲みついていた。ある時、密猟者によってメイジーとベータが連れ去られてしまい、オーウェンとクレアは救出に乗り出すことに。
前作からの続投キャストに加え、『ジュラシック・ワールド』でオーウェンと一緒にヴェロキラプトルの調教をしていたバリー役のオマール・シーも2作ぶりに再登場。さらにディワンダ・ワイズ演じるケイラをはじめとした新キャラクターも登場するなど、「ジュラシック・ワールド」の世界はさらに拡大。そこへ前作のラストに登場したイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)ら“レジェンド博士”たちが加わることで、シリーズの集大成にふさわしい夢の共演が実現する。
アメリカ中西部の農場で突如として巨大化したイナゴが大量発生。その調査を依頼された古植物学者のエリー・サトラー(ローラ・ダーン)はある違和感を覚える。かつて“ジュラシック・パーク”を生みだしたインジェン社のライバル企業で、現在は恐竜たちの保護を行なっているバイオシン社が、白亜紀の生物のDNAを使ってイナゴの改良を行なっているのではないかと仮説を立てたエリーは、古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)に協力を依頼。そして2人はイアンを頼りにバイオシン社の施設へと向かう。
『ジュラシック・パーク』で描かれたイスラ・ヌブラル島での惨劇を知る3人が、29年ぶりに顔をそろえる。それだけでも「ジュラシック・パーク」ファンにとってたまらない瞬間といえるだろう。これまでも『ジュラシック・ワールド』では『ジュラシック・パーク』に登場したジープなどのアイテムが登場したり、様々なオマージュが捧げられることで両シリーズのつながりが描かれてきたが、今回ついに本格的にその世界がつながるのだ。
「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」が一つになる。これまでにない興奮が味わえる歓喜の瞬間をとくと見届けてほしい!