2023年東宝ラインナップを総まとめ!宮崎駿監督作に『ゴジラ』最新作まで全25作品
「2023年東宝配給作品ラインナップ発表会見」が12月13日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、東宝が送りだす今後のラインナップが明らかとなった。宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(2023年7月14日公開)や、目黒蓮(Snow Man)が映画単独初主演を務めた『わたしの幸せな結婚』(2023年3月17日公開)など、アニメも実写も話題作がズラリと顔を揃えたラインナップをチェック!
『イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)
型破りな裁判官の入間みちお(竹野内豊)と、エリート裁判官の坂間千鶴(黒木華)によるバディが奮闘する姿を描いたドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。竹野内と黒木が続投するほか、斎藤工と向井理が新たに参戦する。みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。みちおと坂間のバディが、新たに国家機密に挑む。
『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(2023年2月3日)
累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴の人気漫画を原作としたアニメ「鬼滅の刃」。『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』として、炭治郎と音柱・宇髄天元たちと、上弦の陸の堕姫と妓夫太郎との激闘を描いた「遊郭編」の10、11話と、その後の新たな任務地での霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃との出会いや無限城に集められた上弦の鬼の姿を描いた「刀鍛冶の里編」の第1話を初公開。80以上の国と地域でワールドツアー上映が実施される。
『湯道』(2023年2月23日公開)
『おくりびと』(08)の脚本を手掛け、「くまモン」の生みの親でもある小山薫堂。彼が2015年に提唱し、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」を、本人による完全オリジナル脚本で映画化。監督は「HERO」や「マスカレード」シリーズを手掛け、群像劇を得意とする鈴木雅之が担当する。主人公の三浦史朗を生田斗真、史朗の弟、悟朗を濱田岳、銭湯の看板娘を橋本環奈が演じる。
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(2023年3月3日公開)
「映画ドラえもん」シリーズの第42弾。「コンフィデンスマンJP」シリーズやNHK大河ドラマ「どうする家康」などの古沢良太が脚本を務め、テレビアニメ「ドラえもん」の演出を手掛けてきた堂山卓見監督がメガホンをとる。誰もが幸せに暮らすことができ、なにもかもが完璧な空に浮かぶ理想郷“パラダピア”を舞台に、ドラえもんたちが空を駆ける大冒険へと旅立つ。ゲスト声優を務めるKing & Princeの永瀬廉が、映画オリジナルキャラクターの“パーフェクトネコ型ロボット”ソーニャ役を演じる。
『わたしの幸せな結婚』(2023年3月17日公開)
2019年に小説とコミックが刊行されるやいなや、シリーズ累計発行部数550万部を突破したベストセラーを実写映画化。明治、大正期を舞台に、心を閉ざしたエリート軍人と、義理の家族に虐げられて育った少女の政略結婚から始まる、異色のラブストーリーだ。映画単独初主演を務める目黒が、美しく冷酷無慈悲な主人公の久堂清霞役を。今田美桜が、名家に生まれるも、使用人同然の扱いを受けて親の愛を知らずに育った斎森美世役を演じる。
『映画刀剣乱舞-黎明-』(2023年3月31日公開)
名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦うという刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案にした実写映画第2弾。キャスト陣には、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦、へし切長谷部役の和田雅成ら、前作から続投する主要キャストらに加え、舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じる山姥切長義役の梅津瑞樹や、髭切役の佐藤たかみち、膝丸役の山本涼介といった新メンバーも顔を揃えた。
『生きる LIVING』(2023年3月31日公開)
黒澤明の不朽の名作『生きる』(52)が、第二次世界大戦後のイギリスを舞台に蘇る。脚本を手がけるのは、ノーベル賞作家カズオ・イシグロ。監督は2011年に『Beauty』でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナスが務める。主演を担うのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどに出演しているビル・ナイ。