公式Twitterでは、謎のカウントダウンが…「平成ゴジラ」まで14作品をプレイバック!
日本が世界に誇る怪獣映画の金字塔「ゴジラ」。その誕生から70周年を迎える2024年に先駆け、国内で製作される実写「ゴジラ」映画としては30作目となる最新作が11月3日(金・祝)より公開される。
その公開まで5か月を切ったなか、6月12日に同作の公式Twitterで突如スタートしたのが、シリーズの過去作を振り返るカウントダウン。「いったいなにが発表されるのか?」との反応が多く集まり、SNSでも「ゴジラ」がトレンド入りするなど、連日話題となっている。
そこで本稿では、社会現象級のヒットを記録した『シン・ゴジラ』(16)から、一本完結型で蘇った「ミレニアムシリーズ」、そして“VSシリーズ”としてもおなじみの「平成ゴジラシリーズ」までの14作品をTwitterでのカウントダウンに合わせ、遡りながら紹介していきたい。
21世紀に再始動した、一本完結型の「ゴジラ」映画
●第29作『シン・ゴジラ』(16)
「ミレニアムシリーズ」の終了から12年、久しぶりに日本で製作された「ゴジラ」作品となった『シン・ゴジラ』。庵野秀明が脚本・総監督を務め、樋口真嗣が監督・特技監督を担当。ほかの怪獣との戦いではなく、ゴジラの上陸という未曾有の事態に直面する人間たちを緻密に描き、第40回日本アカデミー賞では最優秀作品賞など7つの最優秀賞を受賞。興行収入82.5億円の大ヒットを記録した。
●第28作『ゴジラ FINAL WARS』(04)
ゴジラ生誕50周年の年に製作された、「ミレニアムシリーズ」の最終作。怪獣たちに対抗するために結成された地球防衛軍M機関のミュータント兵士を主人公に、ゴジラをはじめガイガンやアンギラス、ヘドラなど「昭和ゴジラ」シリーズに登場した怪獣たちが久々にスクリーンに登場。登場怪獣の数は『怪獣総進撃』(68)を上回り、シリーズ最多の15体に及ぶ。
●第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(03)
「ミレニアムシリーズ」唯一の直接的な続編であり、前年に公開された『ゴジラ×メカゴジラ』(02)に続く物語が描かれる。東京に上陸するゴジラと“機龍”、そしてゴジラを止めるためにインファント島から呼び寄せられたモスラが激戦を繰り広げる。「モスラ」作品にはおなじみの“小美人”役として長澤まさみが出演しているのも注目。
●第26作『ゴジラ×メカゴジラ』(02)
「昭和ゴジラ」「平成ゴジラ」に続いて「ミレニアムシリーズ」でもゴジラとメカゴジラが激突。東京湾から横浜の八景島に現れたゴジラを、政府が開発した“機龍”ことメカゴジラが迎え撃つ。“ゴジラ”の愛称でおなじみの松井秀喜がカメオ出演したことでも大きな話題を集めた。
●第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(01)
「平成ガメラ」3部作を手掛けた金子修介監督がメガホンをとった本作。小笠原諸島を経て日本に上陸したゴジラを迎え撃つのは、“護国三聖獣”と称されるバラゴンとモスラ、そしてキングギドラの3怪獣。スター怪獣が勢ぞろいしたこともあって、「ミレニアムシリーズ」最大のヒットを記録した。
●第24作『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(00)
公開当時、「ゴジラ」シリーズで初めて人間がゴジラの背中に乗ることでひときわ大きな注目を集めた本作。対ゴジラ兵器によって時空が歪み、太古の昆虫メガニューラが出現。その卵が孵化してメガヌロンが大量発生し渋谷が水没。さらに巨大なメガギラスへと進化を遂げ、お台場に上陸したゴジラと死闘を繰り広げる。
●第23作『ゴジラ 2000 MILLENNIUM』(99)
前作『ゴジラVSデストロイア』から4年ぶりに製作された、「ミレニアムシリーズ」の幕開けを告げる一本。北海道の根室沖に出現したゴジラは太平洋を南下し、茨城県東海村の原子力発電所に接近。自衛隊が迎え撃つなか、宇宙からUFOが飛来。ゴジラの細胞を採り入れながら進化する宇宙怪獣オルガとゴジラの戦いが、東京の西新宿で勃発する!