オビ=ワンvsベイダー、ヨーダvsドゥークー…「スター・ウォーズ」名勝負から知るライトセーバーのあれこれ

コラム

オビ=ワンvsベイダー、ヨーダvsドゥークー…「スター・ウォーズ」名勝負から知るライトセーバーのあれこれ


●オビ=ワン・ケノービ vs アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー(『スター・ウォーズ/シスの復讐 (エピソード3)』)
パルパティーン=ダース・シディアスによってダークサイドに転じ、ダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーは、ジェダイを抹殺する“オーダー66”の発動と同時に、ジェダイ聖堂に乗り込み修行中の幼少のパダワンも含めて次々とジェダイを殺害。そして、その行動を止めるべく、火山惑星ムスタファーで、オビ=ワンはアナキンと対峙する。暗黒面の影響によって力を増したアナキンの猛攻を、オビ=ワンが考えを改めさせようと説得しつつ防ぐなか、一進一退の長期戦へと突入。最後は冷静さを失わなかったオビ=ワンが、アナキンが溶岩上の足場から岩場へとジャンプした瞬間に左腕と両足を切断したことで、つらい師弟対決は決着した。

火山惑星ムスタファーにおけるアナキンとオビ=ワンの激闘は圧巻だった(『スター・ウォーズ/シスの復讐 (エピソード3)』)
火山惑星ムスタファーにおけるアナキンとオビ=ワンの激闘は圧巻だった(『スター・ウォーズ/シスの復讐 (エピソード3)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●アソーカ・タノ vs ダース・ベイダー(「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン2)
ジェダイの禁断の地である、シス聖堂が存在する惑星マラコア。シスを倒すための方法を求めて、アソーカはエズラ・ブリッジャー、ケイナン・ジャラスと共にこの地を訪れる。シス打倒に手を貸すというモールにだまされたエズラは、シスのホロクロンを使用して、聖堂に込められた超兵器を起動。そこにダース・ベイダーが到着する。時間を超えて再会したかつての師が、ダークサイドに染まっていることを再認識するアソーカ。かつての師弟対決はベイダー優勢で進むが、アソーカを倒したと油断した彼の後方から彼女が斬りつけ、マスクに亀裂が入る。マスクの奥にかつての師の瞳を見たアソーカは動揺するが、その最中にエズラとケイナンがシスのホロクロンを外して超兵器の起動を停止させる。力が暴走したシスの神殿が崩れるなか、アソーカはエズラとケイナンを逃がしてベイダーとの決着をつけようとした。その後戦いは、アソーカが斬り伏せられそうになる瞬間、狭間の世界から現れたエズラによって彼女は救われ、戦いは引き分けに終わった。

アソーカの前にかつての師、ダース・ベイダーが現れる(「スター・ウォーズ 反乱者たち」)
アソーカの前にかつての師、ダース・ベイダーが現れる(「スター・ウォーズ 反乱者たち」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●オビ=ワン・ケノービ vs ダース・ベイダー(『スター・ウォーズ /新たなる希望 (エピソード4)』)
アナキンの息子、ルーク・スカイウォーカーと共に、ダース・ベイダーに捕われたレイア・オーガナを救出するためにデス・スターにたどり着いたオビ=ワン・ケノービ。救出計画を成功させるべく、単独でトラクタービームの起動装置を停止させようとデス・スター内部で行動していたオビ=ワンは、フォースによってベイダーの存在を察知。同じく、オビ=ワンが訪れたことを知ったベイダーと対峙する。かつての師匠と弟子による、真の決着の時を迎えた。戦いは拮抗していたが、ルークたちの救出作戦の成功を知ったオビ=ワンが、彼らを逃がすための選択を行い、自らベイダーに斬られるべく構える。しかし、それは敗北ではなく、オビ=ワンがフォースの霊体となるための手段だった。

老齢ながらダース・ベイダーに一人で立ち向かったオビ=ワン(『スター・ウォーズ/新たなる希望 (エピソード4)』)
老齢ながらダース・ベイダーに一人で立ち向かったオビ=ワン(『スター・ウォーズ/新たなる希望 (エピソード4)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●ルーク・スカイウォーカー vs ダース・ベイダー(『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 (エピソード6)』)
ルーク・スカイウォーカーは、隠遁していたかつてのジェダイ・マスター、ヨーダのもとで修行したものの、修行途中の状況でダース・ベイダーに挑んで一度は敗北。しかし、その後に成長し、ヨーダの死を乗り越え、父であるベイダーとの再戦に挑む。皇帝による暗黒面への誘いに屈しかけ、そこから突入した父子の戦いは、ルークが形成優位に進めるも、父と戦いたくないルークが戦い続けることを拒む。しかし、ルークがダークサイドに転じなければ、妹のレイアを誘うというベイダーの挑発に怒りが爆発。ついにベイダーを圧倒する。その後、皇帝によるダークサイドへの再三の誘いを拒み、フォース・ライトニングによる攻撃に苦しむ息子の姿を見たベイダーは善の心を取り戻す。最後の力を振り絞って皇帝を抹殺し、父と息子はようやく理解し合うのだった。

父、ダース・ベイダーとの宿命の対決がルークに迫る…(『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 (エピソード6)』)
父、ダース・ベイダーとの宿命の対決がルークに迫る…(『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 (エピソード6)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●レイ vs カイロ・レン(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (エピソード7)』)
帝国の崩壊から約30年後、帝国の後継であるスノーク率いるファースト・オーダーが台頭していた。そこには、ハン・ソロとレイア・オーガナの息子のベン・ソロがカイロ・レンを名乗り、レン騎士団に身を置いていた。行方不明となったルークの行き先を探る手掛かりを求めるファースト・オーダーとレジスタンスの戦いに巻き込まれた孤独なレイは、旅の途中でルークのライトセーバーを手に入れる。レジスタンスに協力し、大量破壊兵器であるスターキラー基地の破壊作戦に参加したところで、レンと対峙。かつてルークのもとで修行していた彼を相手に、修行をせずして対等の力を見せるレイ。一度は追い込まれるが、フォース感応者として落ち着きを取り戻したことで能力が覚醒する。フォースのライトサイドへの想いを断ち切れない不安定なレンを圧倒し、戦いに勝利した。


柄の両脇に小型のブレードが発生するクロスガードタイプを使用するカイロ・レン(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (エピソード7)』)
柄の両脇に小型のブレードが発生するクロスガードタイプを使用するカイロ・レン(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (エピソード7)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.
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