今年のGWは『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の一強ムード!円安が“1億ドル到達”への最大の試練に? - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
今年のGWは『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の一強ムード!円安が“1億ドル到達”への最大の試練に?

コラム

今年のGWは『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の一強ムード!円安が“1億ドル到達”への最大の試練に?

“怪獣プロレス”の真骨頂!『ゴジラxコング 新たなる帝国』が『名探偵コナン』を追いかける

ここからはランキングに戻ろう。2位にはハリウッド版「ゴジラ」と『キングコング:髑髏島の巨神』(17)がクロスオーバーを果たした「モンスターヴァース」シリーズの最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』(公開中)が初登場を果たした。

『ゴジラxコング 新たなる帝国』は2位スタート!
『ゴジラxコング 新たなる帝国』は2位スタート![c] 2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

シリーズを重ねるごとにスケールも“怪獣プロレス”らしさもパワーアップしている「モンスターヴァース」。今作では、地上世界に君臨するゴジラと地下の空洞世界で暮らすコングの前に新たな強敵が立ちはだかり、さらにモスラも参戦。週末3日間で動員30万6000人、興収4億6700万円を記録し、祝日を含んだ4日間では動員41万7000人と興収6億2200万円。『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を追いかける作品として、GW期間中の善戦に期待できるスタートとなった。

前週2位で初登場を飾った『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』(公開中)と同3位だった『陰陽師0』(公開中)は、それぞれ順位をひとつ落として3位と4位にランクイン。また、引き続き好調を保っている『変な家』(公開中)は前週と同じ5位をキープ。こちらもGWにもうひと伸びする可能性が高そう。そして6位となった『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(公開中)は累計興収99億9000万円と、いよいよ大台到達に王手を掛けた模様。

Vシネクスト2本立て『キングオージャー VSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』は7位に
Vシネクスト2本立て『キングオージャー VSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』は7位に[c]2024 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 [c]テレビ朝日・東映AG・東映 [c]東映

7位には東映Vシネマの劇場公開企画「Vシネクスト」の2本立て作品『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』(公開中)が、10位にはBTSのSUGAのソロワールドツアーのFINALを映像化した『SUGA Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』(公開中)がそれぞれ初登場を果たしている。

以下は、1~10位までのランキング(4月26日〜4月28日)
1位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
2位『ゴジラxコング 新たなる帝国』
3位『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
4位『陰陽師0』
5位『変な家』
6位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
7位『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』
8位『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
9位『オッペンハイマー』
10位『SUGA Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』

今週末は藤井道人監督がメガホンをとった日台合作のラブストーリー『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)、JO1の川西拓実と桜田ひよりがダブル主演を務めた『バジーノイズ』(5月3日公開)、トニー・レオン主演のスパイサスペンス『無名』(5月3日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

※記事初出時、「100万ドル」としておりましたが、「1億ドル」の誤りであったことから、当該部分を修正させていただきました。訂正してお詫びいたします。

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