『キングダム 大将軍の帰還』で怒涛のクライマックスへ!大沢たかおが熱演する王騎将軍のこれまでをプレイバック
秦軍の総大将としてついにその力量が披露される『キングダム 運命の炎』
そんな王騎の見た目の風格だけではない、“大将軍”と呼ばれるほどの力量を見せつけたのが昨年公開の『キングダム 運命の炎』だ。嬴政に秦軍を束ねる総大将に任命された王騎は、侵攻してきた趙の大軍に、その数十分の一の、しかも寄せ集めの軍勢で挑むことになるが、そこで戦術に長けた敵将、馮忌(ふうき/片岡愛之助)の裏をかく秘策に打って出る。
さらに、100人の兵を率いる隊長に出世した信の隊に「飛信隊」という名前を授けるとその秘策を伝授。それだけでも王騎が頭脳明晰で、信の戦闘能力や兵を率いる人間力を信頼しているのがよくわかるし、この一連は、大将軍の期待にも応えられる信の高いポンテシャルを印象づけるのには十分だった。
しかも、秦軍の将軍を引き受けた王騎の真意が紐解かれるなか、自らを“武神”と名乗る王騎の因縁の敵で、趙軍の真の総大将でもある龐煖(ほうけん/吉川晃司)に、両者の戦いを静観しながら策を練る軍師、李牧(小栗旬)の脅威が浮かび上がり、王騎の忌まわしい過去も示唆される。
最新作『キングダム 大将軍の帰還』で王騎将軍を待ち受けるものとは?
それらが大きな伏線となった最新作『キングダム 大将軍の帰還』では、王騎と信をめぐる壮絶な戦いが展開。過去3作では見せなかった表情を露わにする王騎が自分の運命に決着をつけると共に、信に大きなメッセージを託す。果たして、“天下の大将軍”とはどんな存在なのか?大沢たかおの王騎が、その答えをしっかりとスクリーンに焼きつける!
文/イソガイマサト
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
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