ハリポタファン必見!ロンドンのスタジオツアー体験&ロケ地巡り旅レポート【前編】

コラム

ハリポタファン必見!ロンドンのスタジオツアー体験&ロケ地巡り旅レポート【前編】

こだわりたっぷりのダンブルドアの校長室

博識で天体が好きなダンブルドアの校長室
博識で天体が好きなダンブルドアの校長室

憂いのふるいも発見
憂いのふるいも発見

校長室は、ホグワーツ城のなかでも最も⾼い塔に位置している。ダンブルドアは天文学が好きで、棚には古い顕微鏡や、望遠鏡、星図、天⽂機器などが所狭しと並べられていた。本棚に無数にある蔵書の大半は、実際にはイギリスの電話帳が使われ、1冊ずつ⾰のカバーがはりつけられているのだそう。セット1つとっても凄まじいこだわりが感じられる。

不穏な空気が漂う、魔法薬学の教室
不穏な空気が漂う、魔法薬学の教室

校長室とは反対に、魔法薬学の教室は地下の隅に位置しているように見せる設計がされている。この教室は、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)でハリーが“半純潔のプリンス”と書かれた教科書を使って薬を調合し、“幸運の液体”を獲得したシーンが印象的。教室の棚には魔法薬を調合するための壺や小瓶が壁一面にぎっしりと並んでいた。瓶の中を覗いてみると、動物の⾻や乾燥した葉、ハーブなどが入れられており想像以上にリアリティがある。机の上にある鍋は、煙が出ておりなにかをグツグツと煮込んでいる様子が伺えた。

禁じられた森の側にある、ハグリッドの小屋
禁じられた森の側にある、ハグリッドの小屋

ハグリッドの小屋は、ハグリッドをほかの登場人物よりも大きく見せるために、異なる2つのセットが用意されたのだそう。1つは通常サイズの登場人物を周囲に比べて小さく見せるために、より大きなセットが使用され、もう1つはハグリッドを大きく見せるために、より小さなセットが使用されたんだとか。巧妙な視覚トリックも駆使して、撮影が行われていたことがわかる。

便利グッズがいっぱい!ウィーズリー家のダイニングルーム
便利グッズがいっぱい!ウィーズリー家のダイニングルーム

家族の絆が強いウィーズリー家には欠かせない柱時計
家族の絆が強いウィーズリー家には欠かせない柱時計

ウィーズリー家のキッチンでは、フライパンが自動洗浄されたり、ソファの上で編み物の針が動いていたりと、魔法の家庭⽤品が目立っていた。部屋に飾られた柱時計をよく見ると、家族それぞれの居場所を指し示す文字盤にも気づくことができる。ウィーズリー家の暮らしぶりが垣間見え、アーサーとモリーの愛も感じられる温かい雰囲気にあふれた隠れ穴だった。

魔法省や禁じられた森など…ダーク・アーツ(闇の魔術)のエリアへ

魔法省の入口となる巨大な暖炉
魔法省の入口となる巨大な暖炉

Magic is Might(魔法は力なり)の像
Magic is Might(魔法は力なり)の像

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)でハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が、ポリジュース薬を使って潜入したシーンが印象的な魔法省。省内のデザインは、19世紀のヴィクトリア朝の建物がモデルとされており、何千枚もの緑と⾚の⽊製タイルで覆われている。巨大な暖炉は9mを超える⾼さがあり、建設された映画セットのなかでは最⼤級だとか。Magic is Might(魔法は力なり)の像は、大理石の柱の下に押しつぶされる58体のマグルたちが描かれていて迫力満点!ひと際目を引いていた。

ホグワーツの森番、ハグリットがお出迎え!禁じられた森へ…
ホグワーツの森番、ハグリットがお出迎え!禁じられた森へ…

リアルな巨大蜘蛛がいっぱい…!アラゴグが巣⽳から突然現れた
リアルな巨大蜘蛛がいっぱい…!アラゴグが巣⽳から突然現れた

例のあの人の姿も…!
例のあの人の姿も…!

ヒッポグリフのバックビークも実物大で登場
ヒッポグリフのバックビークも実物大で登場

「禁じられた森」と言えば、生徒は立ち入り禁止の危険なエリア。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)でハグリットを救うため、ハリー、ロン、ファングがクモを追いかけて森に向い、アラゴグと対面。クモたちに襲われ逃げるシーンは手に汗を握った人も多いはず。スタジオツアーで見られる禁じられた森は、映画と同じく不気味な闇に包まれ、恐ろしい雰囲気が漂っていた。直径3mを超える19本の木で埋め尽くされており、絡み合った木の根の下を歩きながら巡っていく。真っ暗で空気が少しひんやりとしており、足元も柔らかいので、まさに森のなかを歩いている気分だった。大きな蜘蛛たちが空から降ってきたり、突然現れるので苦手な人は要注意。

ホグワーツ特急の機関⾞は迫力の佇まい

実際に乗車もできる!ホグワーツ特急
実際に乗車もできる!ホグワーツ特急

マグルは立ち入ることができない“9と3/4番線”
マグルは立ち入ることができない“9と3/4番線”

ロンドンにあるキングス・クロス駅の9と3/4番線から何百人ものホグワーツ生を学校まで送り届けたホグワーツ特急は、『ハリー・ポッターと賢者の⽯』で最初に撮影されたシーン。そして、シリーズの完結編となる『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のラストシーンでもある。列車の中に入って客室の様子を伺ってみると、社内販売のお菓子を満喫するハリーとロンや、完結編で登場する大人になったハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニーの4人に出会うことができた。


いつか食べてみたい!魔法の世界のお菓子がいっぱい
いつか食べてみたい!魔法の世界のお菓子がいっぱい

ハリー&ジニー、ロン&ハーマイオニーの子どもたちがホグワーツへと旅立っていくシーンが再現
ハリー&ジニー、ロン&ハーマイオニーの子どもたちがホグワーツへと旅立っていくシーンが再現

旅レポート【後編】では、スタジオツアーロンドンで見たホグワーツ城やダイアゴン横丁、マンドレイクの引っこ抜き体験のほか、スタジオツアーを飛び出して、ホグワーツの階段や大広間、キングス・クロス駅など、ロケ地巡りの模様を盛りだくさんで紹介。本場ロンドンで味わう「ハリー・ポッター」の魅力をチェックして、スタジオツアー東京で開催される「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」の始まりを楽しみに待とう。

取材・文/編集部


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※応募締切:11月10日(日) 23:59 まで

■「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン -メイキング・オブ ハリー・ポッター」公式サイト
https://www.wbstudiotour.co.uk/

■「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京– メイキング・オブ・ハリー・ポッター」公式サイト
https://www.wbstudiotour.jp/
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■「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」特設サイト
https://www.wbstudiotour.jp/hogwarts-in-the-snow-2024/

■「ハリー・ポッター ショップ オンライン ジャパン」公式サイト
https://harrypottershop.jp/
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