ジョージ・ルーカスが盟友ロン・ハワードに代わって『ハン・ソロ』を監督!?

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ジョージ・ルーカスが盟友ロン・ハワードに代わって『ハン・ソロ』を監督!?

全世界で13億ドルを超える興行収入を記録した『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)に続く「スター・ウォーズ」シリーズの最新作で、圧倒的な人気を誇るキャラクターの1人ハン・ソロの若き日を描いた『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が6月29日(金)から公開される。

このたび『アポロ13』(95)や『ダ・ヴィンチ・コード』(06)で知られるロン・ハワード監督がメガホンをとった本作の撮影現場に、なんと「スター・ウォーズ」の生みの親ジョージ・ルーカスが訪問し、とあるシーンを監督したとの情報が入ってきた。

ルーカスが『スター・ウォーズ』(77)を製作する前に監督と脚本を務めた『アメリカン・グラフィティ』(73)に、当時俳優として活動していたハワードが出演したことがきっかけではじまる2人の関係。その後、監督として活躍をみせるハワードの手腕を認めたルーカスが『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)の監督をオファーしたとの逸話も有名だ。

そんなハワードがついに「スター・ウォーズ」シリーズの監督を務めるとのことで、就任初日に挨拶をするために撮影現場を訪れたルーカス。ミレニアム・ファルコン号にオールデン・エアエンライク演じる若きハン・ソロが乗り込んだシーンを見学していたルーカスは、おもむろに「こうさせたらいいんじゃない?」とアドバイスをしたとのこと。

その場にいたルーカス・フィルムの社長で製作を務めるキャスリーン・ケネディは「ジョージの提案をロンはすばらしいアイデアだとすぐに取り入れたの。かなりクールだったし、まさにハン・ソロらしいことだと思う」と明かす。結局ルーカスは5時間も現場に滞在し、ハン・ソロとミレニアム・ファルコンへの強い思い入れをあらわにしていたそうだ。

その場面がどのように登場するのかはもちろんのこと、ストーリーもベールに包まれている本作。ハワードが「ハン・ソロがカリスマ性のある愛すべき悪党になった理由を、楽しくて驚きに満ちた形で与えてくれた脚本がすばらしい。すべてを忘れて没頭してほしい」と自信たっぷりに語っているだけに、ルークやレイアと出会う前のハン・ソロの知られざる物語に、期待と憶測がふくらむばかりだ。

文/久保田 和馬

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