光る胸板、割れた腹筋…阿部寛が肉体美で女性たちに愛を届ける!?
『後妻業の女』(16)の鶴橋康夫監督が、阿部寛を主演に迎えた注目作『のみとり侍』(5月18日公開)。 寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、大竹しのぶなど、曲者揃いの豪華キャストが出演し、猫の蚤を取って日銭を稼ぐ「のみとり屋」を表の顔に、女に“愛”の奉仕をする裏稼業を題材にした時代劇コメディだ。今作では、阿部寛が『テルマエ・ロマエ』シリーズでも見せた肉体美を、再び披露している!
阿部が演じるのは、ある失言で主君を怒らせ、左遷されてしまう元エリート藩士・小林寛之進。戸惑いながらも、立派な「のみとり屋」になろうと決心した寛之進だったが、初めての“のみとり相手”となった、亡くなった妻と瓜二つのおみね(寺島)から「下手くそ!」と酷評されてしまう。焦った寛之進は一人前の男になるため、町一番の伊達男・清兵衛(豊川)に女の喜ばせ方を教えてもらうことになるのだが…。
紅を刺し、殿様まげに結った、派手な着流し姿でのみとり侍になりきる劇中の阿部。厚い胸板、くっきりと割れた腹筋など、引き締まった肉体美を惜しげもなく披露する。極めつけの焼けた肌に映える、白いふんどし一丁の姿は一見の価値ありだ!
しかし、そんなたくましい見た目とは裏腹に性格はいたって真面目な寛之進。清兵衛に伝授された通りに、見よう見まねで女の体に舌を這わせたり、芝居仕立てのセリフで女をその気にさせようとしたりと、実直に“のみとり業”にまい進していく。大胆な場面にもかかわらず、どこか笑いを誘う阿部ならではの濡れ場となっている。
ローマ仕込み(!?)の肉体美で、江戸時代の“のみとり業”に挑んだ阿部寛。大人の色香を漂わせ濡れ場を演じる貴重な阿部の姿を、ぜひスクリーンで確認してほしい!
文/トライワークス
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