新田真剣佑が戦国時代へ!「群青戦記」が三浦春馬×松山ケンイチ×山崎紘菜で映画化
累計発行部数100万部を記録する人気コミックの「群青戦記 グンジョーセンキ」が主演に新田真剣佑、共演に三浦春馬、松山ケンイチ、山崎紘菜を迎え『ブレイブ -群青戦記-』として実写映画化されることが決定した。
2017年まで週刊ヤングジャンプで第1部が連載された本作は、高校生アスリートたちが戦国時代にタイムスリップしてしまったことをきっかけに戦国武将との戦いに挑む物語。スポーツの名門校に通う西野蒼は目立つのが苦手なため、幼なじみの瀬野遥も所属する弓道部の弓道場で日々練習に打ち込んでいた。しかしある日、一筋の雷が校庭に落ちたせいで学校がまるごと「桶狭間の戦い」が起こる直前の戦国時代へとタイムスリップする。教科書でしか見たことのない城がそびえ、刀を持った野武士が校内へとなだれ込むなど全校生徒がパニックと化すなか、織田信長の軍勢に蒼の仲間たちが連れ去られてしまう。蒼は、のちに徳川家康となって天下統一を果たす武将の松平元康とともに、各部の選抜メンバーたちとこの時代を生き抜くため立ち上がる…。
主人公の西野蒼役を演じるのは、『ちはやふる -上の句-』と『ちはやふる -上の句-』(どちらも16年)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した新田真剣佑。本作が初の映画単独主演作となる真剣佑は「楽しみと同時にこんな大作の主演をやらせていただく不安もありますが、みなさんに愛されるような作品にしたいと思っています」と気合十分に主演への意欲を語っている。
あわせて、蒼を導く、のちの徳川家康こと松平元康役には『アイネクライネナハトムジーク』(19)の三浦春馬。三浦は「作品の持つ壮大なスケールのなか、他人を思いやり、奮闘することが、未来に繋がるというメッセージを届けられるよう少しでも尽力できればと思います」と本作への思いを明かす。さらに、蒼たちの前に立ちはだかる織田信長役として『宮本から君へ』(公開中)の松山ケンイチ。松山は「刺激をもらいながら撮影することになりそうですが、とても楽しみです」と出演への喜びをコメントする。また、蒼を支える幼なじみの瀬野遥役を2020年公開の『モンスターハンター』でハリウッドデビューを果たす山崎紘菜が演じる。山崎は出演に対し「必死に食らいついて生き抜きたいと思いますのでよろしくお願いします」と熱意溢れる様子を語っている。はたして、初共演となる真剣佑、三浦、松山、山崎がどんな演技合戦を繰り広げるのか注目せずにはいられない。
そして、本作のメガホンを取るのは『曇天に笑う』(18)を手掛けた本広克行監督。「踊る大捜査線」シリーズやテレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなど多彩なジャンルで演出を務める本広監督は「ただ高校生アスリートと戦国武将が戦う話ではなく、やらなきゃやられる、究極の環境のなかだからこそ生まれる人間ドラマを描こうと思っています」と本作への期待が高まるコメントを寄せた。
“部活×青春×歴史”が展開される異色作を豪華キャストとスタッフで映画化した本作。2021年の公開とともに今後の情報を心待ちにしたい!