楽天製作のハリウッド映画第1弾が決定!主演は『デッドプール』のモリーナ・バッカリン

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楽天製作のハリウッド映画第1弾が決定!主演は『デッドプール』のモリーナ・バッカリン

2019年にThe H Collective,Inc.との合弁により映画制作会社「Rakuten H Collective Studio株式会社」を設立し、映画製作事業に参入した楽天。その第1回製作作品が、ノルウェー出身のエスペン・サンドベリ監督がメガホンをとる『BEAST(原題)』となることが決定した。

飛行機事故によって南太平洋の無人島にたどり着いた女性が、愛する子どもたちのもとへ戻るため、想像を絶するほどの恐ろしい現実に立ち向かっていく姿が描かれる本作。主演を務めるのはテレビドラマ「HOMELAND」でプライムタイム・エミー賞助演女優賞にノミネートされ、「デッドプール」シリーズでヒロインのヴァネッサ役を演じたモリーナ・バッカリン。

メガホンをとるサンドベリ監督は『マレフィセント2』(19)のヨアヒム・ローニングと共同監督を務めた『コン・ティキ』(12)で第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、その後『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)を手掛けた実力派。

本作について「私にとってこの作品は、自らのために闘う勇気と強さを見出し、これまで抱えていた被害者意識から自分を取り戻す女性を描いた物語です。心理的にも身体的にもサバイバルストーリーであり、観客を魅了し興奮させるだけでなく、インスパイアさせることができるものになると確信しています」と自信をのぞかせている。

さらにThe H Collective,Inc.の製作担当プレジデントであるシェリル・クラークは「彼ほど情熱と明確なビジョンを持った映画監督には会ったことがありません」とサンドベリ監督に太鼓判を押し、モリーナについても「彼女だからこそ壮絶な人生を表現できると期待しています」とコメント。

『BEAST(原題)』は3月末にニュージーランドにてクランクイン予定。続報を楽しみに待ちたい。

文/久保田 和馬

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