次世代のスター、アーミー・ハマーが初来日!「ジョニー・デップに最高の国だと聞いて来た」
ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスタッフと再タッグを組んだ超大作『ローン・レンジャー』(8月2日公開)。本作で正義のヒーロー、ローン・レンジャー役を演じるアーミー・ハマーが来日を果たし、5月13日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで記者会見が開催。アーミーは「初来日なんだ。ジョニーから、最高の体験ができる国だと聞いてきたんだよ!」と笑顔で挨拶した。
本作は、ローン・レンジャーと復讐に燃える戦士・トント(ジョニー・デップ)という何もかも正反対な2人が聖なる力に導かれ、ヒーローデュオとして巨悪に立ち向かうアクションアドベンチャー。アーミーは、『ソーシャル・ネットワーク』(10)や『J・エドガー』(11)など話題作への出演が相次ぐ、ハリウッド期待のホープだ。初来日を果たしたアーミーは「こんなに礼儀正しくて、ナイスな人たちは見たことがない。日本は思っていた印象を遥かに超える国だよ」と嬉しい一言。ローン・レンジャー役に抜擢された感想を聞かれると、「夢のチームと一緒に仕事ができるなんて、またとないチャンス。もちろん大興奮だったよ!それと同時に、周りが素晴らしい人たちばかりなので、僕の駄目な部分が目立ってしまうのではないかと不安もあった」と素直な胸の内を明かしてくれた。
「全編にわたってハイライトだらけの映画だよ。アクションもあって、コメディの要素もある。10ヶ月かかって撮影をして、使ったフィルムは300万フィートくらいになるんじゃないかな!」と胸を張ったアーミー。ジョニーとの最初の顔合わせでは、カラスを頭に乗せたトント役の扮装に「『おおっ』と驚き、ドン引きした」と話すが、「僕が演じた役は、最初からヒーローだったわけではない。トントとの出会いを通して、ヒーローの資質に目覚めていくんだ。その展開を演じるのは難しかったけれど、ジョニーやスタッフのおかげで、素晴らしい、楽しい経験になった」と目を輝かせていた。
またこの日は、本作公開を記念して行われる写真投稿コンテストで、特別審査員を務める天野ひろゆきと平愛梨が会見に駆けつけた。平は「アーミーさんの目を見るのが恥ずかしい。久しぶりに女の子になった気分」とアーミーの笑顔に魅了された様子。ローン・レンジャーの扮装で登場した天野は「映画の特別映像を見て、とにかく興奮した!ほとんどCGを使っていないと聞いた」と目を丸くしていたが、アーミーは「そうなんだ!自分で挑んだ証に、全身傷だらけになって、今でもアザが残っているくらいだよ」と体当たりの撮影を振り返っていた。
天野とも、すっかり映画のキーワードとなっている友“キモサベ”になった様子で、息の合ったトークで会場を盛り上げたアーミー。最後には「ドウモアリガトウ!日本の観客の反応をとても楽しみにしています」と、輝くような笑顔で日本のファンにメッセージを贈ってくれた。【取材・文/成田おり枝】