映画ランキング - 国内映画
(2023/11/24~2023/11/26)

2023年11月27日 発表(毎週火曜更新)
2023年11月24日~2023年11月26日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』『ゴジラ-1.0』『首』などがランクイン!(興行通信社調べ)

  • No.1
    NEW

    埼玉県に対する自虐ネタが散りばめられた魔夜峰央のギャグ漫画「翔んで埼玉」の実写化シリーズ第2弾。前作に引き続き、武内英樹が監督、徳永友一が脚本を担当し、麻実麗役のGACKT、壇ノ浦百美役の二階堂ふみら···もっと見る

  • No.2
    1 down

    ゴジラ-1.0

    、125分、アクション
    4.3
    8143

    ゴジラ70周年記念作品として制作されたゴジラ作品30作目。山崎貴が監督・脚本・VFXを手掛け、『君の名は。』の神木隆之介が主人公の敷島浩一、『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波がヒロインの大石典子をそれぞ···もっと見る

  • No.3
    NEW

    、131分、アクション/歴史
    R15+
    3.7
    5421

    “本能寺の変”を題材に、武将や農民など様々な立場の人物の野望と運命を描く戦国スペクタクル。「SPEC」の加瀬亮が天下統一をもくろむ織田信長に扮するほか、『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が明智光秀、『···もっと見る

  • No.4
    2 down

    鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

    、104分、アニメ/ホラー
    PG12
    4.5
    4593

    目玉おやじと水木の出会いと運命を描いた、水木しげる生誕100周年記念作品。鬼太郎の父を「鬼滅の刃」の鬼舞辻󠄀無惨役で知られる関俊彦、水木を「テニスの王子様」の木内秀信がそれぞれ演じる。また、龍賀家当···もっと見る

  • No.5
    3 down

    映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

    、70分、アニメ
    4.3
    2911

    2023年に10周年を迎えた、人気キャラクター「すみっコぐらし」が主人公の「映画 すみっコぐらし」シリーズ第3弾。「猫のダヤン」シリーズや「宇宙なんちゃら こてつくん」を手掛ける作田ハズムが監督を務め···もっと見る

  • No.6
    4 down

    マーベルズ

    、110分
    3.8
    1928

    アベンジャーズのなかでも無類の強さを誇るヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな物語を描くシリーズ第2弾。キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンをはじめ、ミズ・マーベルことカマラ・カーンをドラマシリー···もっと見る

  • No.7
    5 down

    法廷遊戯

    、97分、サスペンス・ミステリー
    4.4
    3525

    模擬裁判「無辜ゲーム」を巡る前代未聞の裁判を描いた五十嵐律人の同名本格法廷ミステリー小説を実写映画化。『白夜行』の深川栄洋がメガホンをとり、『総理の夫』の松田沙也が脚本を手掛けた。ロースクールに通う主···もっと見る

  • No.8
    NEW

    ロスト・フライト

    、107分、パニック/サスペンス・ミステリー
    PG12
    4.1
    932

    世界最悪の無法地帯に不時着してしまった機長と乗客の決死の脱出劇を描くサバイバルアクション。『カンダハル -突破せよ-』のジェラルド・バトラーが、責務を全うしようとする機長のトランス、「ルーク・ケイジ」···もっと見る

  • No.9
    8 down

    ミステリと言う勿れ

    、129分、サスペンス・ミステリー
    4.4
    11625

    事件の謎だけでなく人の心も解きほぐす、ひたすらしゃべり続ける天然パーマの大学生を主人公とした、田村由美の同名漫画が原作の実写ドラマを映画化。テレビドラマに引き続き、松山博昭が監督、相沢友子が脚本を担当···もっと見る

  • No.10
    NEW

    劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの

    、65分、アニメ/ファミリー
    4.0
    689

    シルバニア村の暮らしを様々な動物たちの人形やドールハウスで作り上げていく子供向け玩具『シルバニアファミリー』の世界を3DCGアニメ化。今年も村に、年に一度の星祭りがやって来る。ところがその日は、ショコ···もっと見る

『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』がNo. 1発進!関西エリアは前作対比330%の爆増
『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』がNo. 1発進!関西エリアは前作対比330%の爆増
『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』がNo. 1発進!関西エリアは前作対比330%の爆増

11月24日から26日までの全国映画動員ランキングが発表。前週まで3週連続でトップを走り続けてきた『ゴジラ-1.0』(公開中)がついに1位から陥落し、新たにトップに立ったのは2019年に興収37.6億円の大ヒットを記録した『翔んで埼玉』(19)の続編となる『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(公開中)だ。
『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』の週末3日間の観客動員数は29万2390人、興行収入は4億1546万4010円を記録。勤労感謝の日の祝日だった公開初日を含めると、4日間で動員44万4546人、興収6億2961万6310円となる。 「パタリロ!」などで知られるギャグ漫画家の魔夜峰央がおよそ40年前に埼玉県所沢市に住んでいた際に憂さ晴らしとして描きはじめ、未完のまま終わった伝説のマンガ「翔んで埼玉」は、2010年代に入ってから「月曜から夜ふかし」で紹介されたことをきっかけにSNS上で話題を集め、まさかの復刊。そこからとんとん拍子で一気に実写映画化へと漕ぎ着けることとなった。 先述の通り大ヒットを記録した前作は、第62回ブルーリボン賞作品賞をはじめ、第43回日本アカデミー賞では最優秀監督賞など3つの最優秀賞を獲得し、優秀作品賞を含む12の優秀賞を受賞するなどコメディ映画としては異例の高評価を獲得。ひいては海外の映画祭でも賞に輝くなど大旋風を巻き起こした。 実に4年ぶりの続編となった今作では、原作にないオリジナルのストーリーが展開する。GACKT演じる麻実麗と二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美をはじめとした“埼玉解放戦線”の活躍で平穏な日常を手に入れた埼玉県人。さらなる自由と平和を求め、彼らは次なる野望として“海無し県”である埼玉に海を作ることを計画。はるばる関西まで遠征に行くのだが、それによって全国を巻き込む大事件へと発展していく。 前作の公開時にはMOVIXさいたまやユナイテッド・シネマ浦和といった埼玉県内の主要映画館が“聖地”と化したが、その熱狂ぶりは今作でも継続。埼玉県内での成績だけ見ると、11月23日の初日の動員&興収は前作の公開2日目(土曜日)対比154%。また、新たに映画の舞台となった関西エリア(2府4県)では同対比330.1%と爆増しており、その効果で全国的にも同164.5%と“翔んで埼玉旋風”が急拡大。 ちなみに、毎年「ブランド総合研究所」が発表している「都道府県魅力度ランキング」で万年下位に甘んじている埼玉県だが、前作の公開後の2020年の同調査では2009年以降で最高の38位に上昇。以後の近3年は45位まで下降しているものの、今作を機に来年は再上昇なるか。一方、埼玉県に抜かれたことはないものの、30位台を行ったり来たりしている滋賀県も、その効果に期待が持てそう。この流れで3作目が作られるとしたら、やはり埼玉県と常に下位争いを繰り広げている佐賀県だろうか。 ふたたびランキングに戻ると、公開4週目にして2位となった『ゴジラ-1.0』は週末3日間で動員18万5500人、興収2億9200万円とまだまだ粘り強い興行を続けている。累計成績では動員223万人、興収34億5600万円を突破しており、動員数でもまもなく『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(01)に届きそうだ。 新作はほかに3作品がランクイン。北野武監督が『アウトレイジ 最終章』(17)以来6年ぶりにメガホンをとり、構想30年をかけて“本能寺の変”を描いた『首』(公開中)は3位に初登場。週末3日間で動員17万5200人、興収2億6100万円を記録し、初日から4日間では動員26万3000人、興収3億9500万円となっている。 また、ジェラルド・バトラーが主演を務めたサバイバルアクション『ロスト・フライト』(公開中)は8位スタート。1985年の発売以来世代をこえて愛され続けてきたドールハウス&人形「シルバニアファミリー」を3DCGアニメ化した『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』(公開中)は10位にランクインしている。 以下は、1~10位までのランキング(11月24日〜11月26日) 1位『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』 2位『ゴジラ-1.0』  3位『首』 4位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 5位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』 6位『マーベルズ』 7位『法廷遊戯』 8位『ロスト・フライト』 9位『ミステリと言う勿れ』 10位『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』 今週末は、第17回「このミステリーがすごい!大賞」受賞作を三池崇史監督と亀梨和也のタッグで映画化した『怪物の木こり』(12月1日公開)、1970年代に全世界にオカルトブームを巻き起こした伝説的ホラー映画の正統続編『エクソシスト 信じる者』(12月1日公開)などが公開を控えている。 文/久保田 和馬


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