イッキ見推奨!「連続ドラマW」が放つ珠玉のミステリー「殺人分析班」シリーズの魅力とは【レコメンW】
レコメンド1 凛々しく成長していく女性刑事の活躍
今回レコメンドを担当する「MOVIE WALKER PRESS」編集部の別所は、シリーズ第1作からスピンオフ作品まで全作品を鑑賞したという筋金入りの「殺人分析班」ファン。「木村文乃さん演じる如月塔子が最初から完璧な女性ではない点に、強く共感しました」と本シリーズの魅力を語る。「猟奇殺人犯を前にして、怖がるときは怖がるし、男性社会である警察組織のなかで女性扱いされすぎることもよしとしない。それでも強い正義感を持って事件に向き合っていき、少しずつ成長していく姿は、古い映画ですが『羊たちの沈黙』でジョディ・フォスターが演じた主人公のクラリスを思い出しました」。
シリーズ第2作の「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」では、事件解決のために前作の犯人“トレミー”の力を借りるというシーンが登場する。「その流れはまさに『羊たちの沈黙』で、過去に暗い闇を抱えたトレミーが猟奇殺人犯になるまでが描かれるスピンオフの『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』を見るとより物語が深く楽しめるんです!」と、さらに熱弁をふるう。
そして「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」について、「いままで頼りない部分も多かった如月が、チームのリーダーとなって活躍する。自分の言動ひとつひとつに責任があると考えながらリーダーとしての苦悩を持ち始める姿や、班の仲間やほかの刑事たちが彼女の一挙手一投足に注目しているのを見ると、本当に感無量でした!働く女性にこそ見てほしい作品ですね」と語った。
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全員で事件を追っていく姿がアツい!
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