イッキ見推奨!「連続ドラマW」が放つ珠玉のミステリー「殺人分析班」シリーズの魅力とは【レコメンW】
レコメンド3 どんでん返しに続くどんでん返し!“超意外”な犯人像
「第1作と第2作では、ひとつひとつのヒントを追って事件の真実にたどりつく構成でしたが、最新作ではそう簡単にはいかないんです」と、「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」の巧妙な展開を絶賛する。「いくら情報を整理しても、なかなか犯人にたどり着けない。しかも最後の最後に『まさかそんな…』という展開が待っていて、しばらく驚きで放心状態になりましたね…(笑)」と、予期せぬ結末に大いに驚いたそうだ。
これまでとは一味違った展開の魅力を後押ししているものは、実力派をそろえたキャストにもあるという。「ミステリードラマでは、ひとりだけ突出したキャストがいると『この人が犯人かな?』と観る前からわかってしまうことが往々にしてあります。でも3作目では菊地凛子さんや木野花さん、韓英恵さんに毎熊克哉さんと、ゲストキャストまでみなさん実力派ぞろいで、ドラマとしての厚みが本当にすごいんです。最近観た映画ですと、入江悠監督の『22年目の告白 -私が殺人犯です-』と同じような感覚で、いくら斜に構えてみても結末が読めない。それが一番の魅力だと思いました」。
…
最後に別所は「1シリーズごとに独立した事件が描かれているので、どこから観ても楽しめることは間違いないです。でも、最新作を観て、そこに至るまでにどんなストーリーがあったのか気になる人は、是非過去作も追ってほしいです。もちろんそれにつながるスピンオフ作品も見逃せません。やっぱり全部観てくださいね(笑)」とファンならではの視点でまとめた。
「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」は8月16日(日)17時30分よりWOWOWプライムにて全6話を一挙放送。また「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」も同日15時より全5話一挙放送される。「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」(2020年10月31日まで配信)もWOWOWメンバーズオンデマンドにて好評配信中。
文/久保田和馬