アラン・メンケン、リン=マニュエル・ミランダ、ジョン・ウィリアムズ…ディズニー映画を音楽で彩る名作曲家たち
社会現象を巻き起こした名曲の生みの親、ロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス
ディズニー・チャンネルの子ども番組の主題歌などを手掛けてキャリアを積んだ、作曲家の夫ロバート、シンガーソングライターの妻クリステン。『アナと雪の女王』(13)で作詞・作曲を手掛けた2人は、社会現象を巻き起こすほどのメガヒットとなった挿入歌「Let It Go」により、アカデミー賞歌曲賞、グラミー賞の映画・テレビ部門の最優秀楽曲賞と最優秀コンピレーションサウンドトラック賞を受賞した。
また、ロペス夫妻はピクサーの『リメンバー・ミー』(17)でも挿入歌「Remember Me」を手掛け、アカデミー賞歌曲賞を受賞。『アナと雪の女王2』(19)でも続投し、7つの新曲を発表した。
ピクサーから始まり、ディズニーのあらゆるスタジオ作品を網羅するマイケル・ジアッチーノ
ゲーム音楽やテレビドラマの音楽で活躍し、ブラッド・バード監督によるピクサー作品『Mr.インクレディブル』(04)で、華々しくディズニーでのデビューを果たしたマイケル・ジアッチーノ。同じくバード監督の『レミーのおいしいレストラン』(07)にも起用され、アニー賞音楽賞とグラミー賞最優秀サウンドトラックアルバム作曲賞を受賞。さらに『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)では、初のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の作曲賞、グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞を受賞する。
これら3作品で実力を不動のものにした彼は、以後、『カーズ2』(11)、『インサイド・ヘッド』(15)、『リメンバー・ミー』、『インクレディブル・ファミリー』(18)など、ピクサー作品の音楽を次々と担当していく。彼の才能はピクサーだけにとどまらず、『ズートピア』で初めてディズニー長編映画のスコアを手掛けることに。社会の多様性というテーマをはっきりと打ち出した、メッセージ性の強い『ズートピア』は、ディズニーにとっても重要な意味を持つ作品となった。
また、ジアッチーノは『ドクター・ストレンジ』(16)でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にも参加。さらに、「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ1作目『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)ではルーカス・フィルム作品初の音楽を担当。ピクサー、ディズニー長編アニメーション、「スター・ウォーズ」シリーズ、MCUと、ディズニーのあらゆるスタジオ作品で活躍する彼は、いまの米映画界における重要な作曲家の一人だ。
ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、新たに「スター」ブランドが追加され、大人が楽しめるドラマや映画も充実。さらにオリジナル作品も見放題。
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