アラン・メンケン、リン=マニュエル・ミランダ、ジョン・ウィリアムズ…ディズニー映画を音楽で彩る名作曲家たち
「スター・ウォーズ」シリーズでおなじみ、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ
『ジョーズ』(75)、「スター・ウォーズ」シリーズ、「インディ・ジョーンズ」シリーズ、『E.T.』(82)、「ジュラシック・パーク」シリーズ、『シンドラーのリスト』(93)、「ハリー・ポッター」シリーズといった大作映画で知られる、89歳の現役天才作曲家。
「スター・ウォーズ」の映像化権を獲得したディズニーによって、いわゆる続三部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開されたことで、偉大な巨匠もディズニー音楽の仲間入りを果たした。以降、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)の音楽や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)のテーマ曲を手掛ける。登場人物たちの心理を鮮やかに際立たせる、華麗なオーケストレーションは圧巻。ちなみに「スター・ウォーズ」のサウンドトラックは、すべてウィリアムズが指揮しているという。
MCUヒーローたちの士気を高めるテーマ曲を生んだアラン・シルヴェストリ
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや『フォレスト・ガンプ 一期一会』(94)など、ロバート・ゼメキス監督とのコラボレーション作品で知られるアラン・シルヴェスエトリは、多種多様なサウンドを作りだすことができる作曲家だ。
ディズニー作品ではアニメーション映画『リロ&スティッチ』(02)や、ゼメキス監督作『Disney's クリスマス・キャロル』(09)などの音楽を手掛けている。しかし、昨今、シルヴェストリを最も有名にした作品といえば、『アベンジャーズ』(12)を筆頭とする MCUの作品群だろう。
彼が作曲した、アベンジャーズのメインテーマ曲「The Avengers」は、もはや作品を超えてMCUを象徴する特別な一曲。大事なシーンで鳴り響く壮大なオーケストラサウンドには、聴く者の気持ちを勇気づけ、映画の世界に完全に没入させてくれるパワーがある。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)が世界興収歴代1位(公開当時)になるなど、時代を作ったシルヴェストリは、いまや大作曲家としての地位を確立している。
ディズニー映画と関わりが深い名作曲家は多い。楽曲を聴くだけでも、そのシーンが瞬時によみがえり、何度も感動を味わえるのが映画音楽の魅力だ。好きな作品のサウンドトラックで、ウォルト・ディズニーが心から愛した音楽の力を再確認してみてはどうだろうか。
文/石塚圭子
ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、新たに「スター」ブランドが追加され、大人が楽しめるドラマや映画も充実。さらにオリジナル作品も見放題。
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