衝撃の死のオンパレード！おもな退場キャラクターで振り返る「君と世界が終わる日に」の残酷な物語

地上波では放送不可能なグロテスクな死も！非情度がアップした「シーズン2」

新たな出会いや別れを通し、さらなる残酷な運命が描かれたシーズン2。無事に再会を果たした響と来美は、等々力や元自衛官の桑田(浅香航大)、「刀集団」の坪井(小久保寿人)らと共に、安全な猿ノ島で再び同棲を始める。しかし平穏な日々は続かず、来美にゴーレム化の症状が表れ、徐々に記憶を失ってしまう。

また、ゴーレムはいないはずの島で、仲間がゴーレムに襲われる事件まで発生。関与を疑われた来美は響と共に島を追われ、彷徨っていたところをシェルター「希望の家」に拾われることになる。

シェルターの中心人物である秋吉(本郷奏多)と響の恋のバトル、来美の妊娠など多くのドラマが繰り広げられるなか、死んだはずのミンジュンと同じ顔を持つ怪しい男、カイ(キム・ジェヒョン／2役)ら謎の殺戮組織「X」が出現。「X」と共に来美が姿を消すなど、次から次へとトラブルが発生する波乱のシーズンとなった。

「シーズン2」のおもな退場者は？

地上波放送からHuluでの配信に変わったことで非情度もグッとアップ。安全なはずの猿ノ島でゴーレムに襲われた「刀集団」の1人であるハル(田中道子)の死を皮切りに、恋人ハルの死で暴走した坪井に理由なく撃ち殺された御前崎(宇野祥平)、島の拠点を守っていたところ大量のゴーレムに襲われ、仲間のジアン(玄理)を逃がすために犠牲になった桑田など、シーズン1から続投のキャラクターが次々と落命していくことに。

なかでも最終回は死のバーゲンセール状態で、開始早々に「放浪グループ」時代からの一員で元引っ越し業者の甲本(マキタスポーツ)と、来美が避難所で助けた少年、勝利(田中奏生)が一緒に襲われ犠牲に。勝利は生首を農具に串刺しにされるという作品屈指のグロテスクな死に様が話題となった。

さらにクライマックスではシェルターが「X」によって襲撃されてしまい、住人ほぼ全員が殺されるという大惨劇が発生。そのなかには「放浪グループ」時代からの一員である紹子(安藤玉恵)の姿も。彼女の死によって娘の結月(横溝菜帆)はたくましく成長し、シーズン3では響と共に敵と戦うまでになった。