トム・クルーズ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の“極秘プロジェクト”に出演へ!
1月にワーナー・ブラザースと戦略的パートナーシップを締結したトム・クルーズが、その第1弾作品としてアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作映画で主演を務めることがわかった。Deadlineが報じている。
ストーリーやタイトルなどの詳細が極秘のままプロジェクトが進行しているという本作は、イニャリトゥ監督にとって『レヴェナント:蘇えりし者』(15)以来の英語作品。脚本はイニャリトゥ監督と『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)のニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、そしてメキシコの劇作家サビーナ・バーマンが共同で執筆。
報道によればイニャリトゥ監督は、厳選した俳優たちとミーティングを重ねているようで、その最初の1人だったトムは即座にプロジェクトへの参加を表明。自らプロデューサーも兼任するという。イニャリトゥ監督といえば『バードマン』と『レヴェナント』で、史上3人目となるアカデミー賞監督賞連覇を達成。トムがオスカー受賞監督とタッグを組むのはロバート・レッドフォード監督の『大いなる陰謀』(07)以来となる。
まだ本格的な制作開始や公開時期は未定。トムは「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作が2025年5月23日(金)に全米公開予定となっているほか、宇宙で撮影するというダグ・リーマン監督の新作や、「トップガン」シリーズの第3作が現在準備中。さらには先日、クエンティン・タランティーノ監督の引退作にカメオ出演することを検討しているとの報道も。トムの今後の動向から、ますます目が離せない!
文/久保田 和馬
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