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「作品の核は友情」ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマンが『デッドプール&ウルヴァリン』に込めた想い

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「作品の核は友情」ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマンが『デッドプール&ウルヴァリン』に込めた想い

マーベルコミックを代表するヒーローチームの活躍を描く「X-MEN」シリーズのスピンオフとして展開してきた「デッドプール」シリーズの最新作にして、デッドプールとウルヴァリンが待望の共演を果たす『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日公開)。現在ワールドツアーが行われている本作から、7月4日に韓国・ソウルで行われた記者会見の模様をお届けしていこう。

「これまでのウルヴァリン映画のなかで最も誇らしい」(ヒュー・ジャックマン)

現在も続くアメコミ映画ブームのきっかけを作ったオリジナル3部作を皮切りに、2009年からの「ウルヴァリン」3部作と、キャストを一新して2011年に始まった新シリーズ、2016年に始まった「デッドプール」シリーズ、そして『ニュー・ミュータント』(20)と展開してきた「X-MEN」フランチャイズ。これまで13の作品が公開され、全世界累計興収は18億ドル以上。今作からついにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たすことでも大きな注目を集めている。

まさに相思相愛!劇中では2人の友情から目が離せない
まさに相思相愛!劇中では2人の友情から目が離せない[c]2024 20th Century Studios / [c] and TM 2024 MARVEL.

今回行われた記者会見に登壇したのは、デッドプール役のライアン・レイノルズと、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、そして本作でメガホンをとったショーン・レヴィ監督の3名。2026年に公開が予定されている「アベンジャーズ」シリーズ5作目の監督候補の最有力ともいわれているレヴィ監督は、レイノルズと『フリー・ガイ』(21)と『アダム&アダム』(22)でタッグを組んでおり、ジャックマンとは『リアル・スティール』(11)と『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(14)でタッグ。互いに付き合いの長い“親友同士”である3人の和気あいあいとしたムードのなかで会見が進められていった。

『LOGAN/ローガン』以来7年ぶりにウルヴァリン役に復帰したヒュー・ジャックマン
『LOGAN/ローガン』以来7年ぶりにウルヴァリン役に復帰したヒュー・ジャックマン[c]2024 20th Century Studios / [c] and TM 2024 MARVEL.

無名時代に『X-MEN』(00)のウルヴァリン役に抜擢され、一躍世界的スターの仲間入りを果たし、それ以来フランチャイズの顔として同役を演じ続けてきたジャックマンは「再びウルヴァリンを演じられるとは思っていませんでした」と現在の心境を吐露。「25年やってきたウルヴァリンを、ショーンとライアンという世界で最も仲の良い2人と作りあげることができて光栄に思っています。これまでのウルヴァリン作品のなかでも最も誇らしい作品であり、いままで見たことのないような彼の側面が見られることでしょう」と、喜びと自信に満ちた表情。


自ら脚本にも参加したライアン・レイノルズ
自ら脚本にも参加したライアン・レイノルズ[c]2024 20th Century Studios / [c] and TM 2024 MARVEL.

一方、レイノルズも「僕にとってデッドプールは、キャラクターとしても作品としても、続けることの信念を象徴させるような存在です。10年がかりで作った1作目が世界中で支持され、ファンの方々の愛のおかげで2作目を作ることができました。それから6年間、僕の夢はここにいる2人とこの映画を作ることでした。マーベルを説得するのはとても大変でしたが、そのなかで改めて自分の信念を貫き通すことの意味を感じることになりました」とシリーズへの思いを明かすと、「家も近所で家族ぐるみで付き合いもあり、兄弟のような関係の2人とこの作品に臨み、信じ続け、やり遂げること。ファンの皆さんも待ち続けてくれていたと思いますが、僕にとっても特別なことであり、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と語った。

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