第91回アカデミー賞『女王陛下のお気に入り』と『ROMA/ローマ』が10部門で最多ノミネート!日本勢も選出
ロサンゼルス時間2月24日(日本時間2月25日)に授賞式が行われる第91回アカデミー賞の、全24部門からなるノミネーションが発表された。各部門のノミネーションは、ロサンゼルス時間1月21日の5時20分(日本時間1月22日22時20分)から、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(17)のクメイル・ナンジアニと、ダイアナ・ロスの娘で女優のトレイシー・エリス・ロスの2人によって発表された。
最多ノミネートは『女王陛下のお気に入り』(2月15日公開)と『ROMA/ローマ』(Netflixにて配信中)の10ノミネート。『女王陛下のお気に入り』は見事3人の女優全員がノミネート入りした。続くのは『アリー/ スター誕生』、『バイス』(4月5日公開)の8ノミネート、『ブラック・クランズマン』(3月22日公開)の6ノミネート、『ボヘミアン・ラプソディ』の5ノミネート。
また、ポーランド作品の『COLD WAR あの歌、2つの心』(6月28日公開)は『ROMA/ローマ』と同様のモノクロ作品ながら、監督賞(パヴェル・パヴリコフスキー監督)、撮影賞、外国語映画賞の3部門、同じく外国語映画賞と撮影賞にはドイツ作品の『Never Look Away(原題)』(フローリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)がノミネートされている。
外国語映画がここまで他の賞に絡んでくるのは珍しく、ここ数年“多様性”を掲げてきたアカデミー賞の影響が見られる。日本から出品されている『万引き家族』は外国語映画賞、『未来のミライ』は長編アニメ映画賞にそれぞれ選出された。
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