橋本愛が女優としての転機、おすすめレストランまで“34の質問”に回答!第34回東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーとしての想い明かす

インタビュー

橋本愛が女優としての転機、おすすめレストランまで“34の質問”に回答!第34回東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーとしての想い明かす

29.10年後の夢や展望を教えてください。大河ドラマ(『青天を衝け』)のお千代さんが辛い状況に置かれてしまっていますが…橋本さんには結婚願望はありますか?

大河ドラマ「青天を衝け」に出演中の橋本愛
大河ドラマ「青天を衝け」に出演中の橋本愛写真は橋本愛(@ai__hashimoto)公式Instagramのスクリーンショット

「結婚に対しての憧れや願望は特にないんですが、もし恋人がいたとしたら手を繋いで歩きたいし、そういった写真を撮られるのは嫌だから結婚したいです(笑)。 それを結婚願望というのかはわかりませんが、自由に堂々とイチャイチャしたいので(笑)。10年後というと35歳ですね。一番思うのは健康的でいたいなということ。あとは、10年後もあまり顔が変わらない気もするので、実年齢よりも下の役柄もできるんじゃないかなと。いまよりもうちょっと、演じられる年齢の幅が広がるかもしれません。そうなったらラッキーだなと思います」

30.最近はテレビの時代劇を拝見しています!いままで時代劇のイメージがなかったのでびっくりしました。今後挑戦してみたいジャンルの役はなにかありますか?

「ずっと願っているのは、銃を持つ役を演じることです。 映画で銃をぶっ放してみたい(笑)。それが一番の欲望です」

31.以前から、橋本愛さんはかなりの身体能力の持ち主だと思っているのですが、アクション系の作品などに出てみたいと思われますか?また、アクション作品に出るとしたらどのようなジャンルの作品に出てみたいですか?

「かなりの身体能力はたぶんないと思うんですが(笑)、身体を動かすのはとても好きです。身体が硬いのでアクションもどれくらいできるかはわかりませんが、やってみたい気持ちはあります。それこそ『007』シリーズに出てくる女性キャラクターのようなアクションもやってみたいです」

今年観た映画で印象に残っている作品に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を挙げた橋本愛
今年観た映画で印象に残っている作品に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を挙げた橋本愛[c]2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

32.ハリウッドなど、海外の作品にも出てみたいですか?

「それもご縁だなと考えています。そこを目指して英語を勉強したりなど、自分から海外に向けてアプローチをするというのはまだいまのところはしないだろうな…と思っています。ご縁があったら飛び込んでみたいです」

33.若い世代のなかには、カラーではないモノクロ映画を観る気持ちになれないという人たちが多くいると聞いています。橋本さんは若い世代のお一人として、そういう人たちに代わってモノクロ映画を忌避する気持ちを説明していただくことはお願いできますか。

「例えば小津(安二郎)監督の映画を考えてみても、『映画を観るぞ!』という強い気持ちを持っている人や、劇中の緩やかな起伏のなかに大きな意味を見いださせる人にとってはすごく豊かなものに見えるはず。でもいまは、起伏の激しいもの、スピード感のあるものが好まれる傾向にある気もするので、若い世代の人のなかにはモノクロ映画を避けてしまう人もいるのかもしれません。“いまはモノクロ映画を好んで見るような精神性じゃない”というのも若さの表れの一つだと思いますし、年齢を重ねて“いまならばモノクロ映画も楽しめるかもしれない”という時が来ることもあるのではないかと感じています」

34.私も橋本愛さんと同じように日々“映画”というエンタテインメントに救われて生きています。好きな映画、心に残った映画は何度も劇場の大きなスクリーンや音響で体験したいと思い同じ作品を何度も観ます。橋本さんは、好きな映画は何度も観る派ですか?

「私は、何度も観る派ではないです。 結構1回限りが多いですね。特別なポリシーがあるわけではないんですが、そこで得た、その時限りの感動をそのまま持っていたいなという気持ちがあります。逆に『この映画はあまりわからなかったな、あまり響かなかったな』というものこそ、時間が経ってからまた観直してみることが多いです。そこで『おおー!こういうことだったのか!』と気づくこともあります」


ますます輝きを増している女優の橋本愛
ますます輝きを増している女優の橋本愛

第34回東京国際映画祭は、11月8日(月)まで日比谷、有楽町、銀座地区にて開催中。アジアを含む世界各国、地域を代表する映画人と第一線で活躍する日本の映画人が語り合う「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」のバフマン・ゴバディ監督×橋本愛のオンライン対談は11月4日(木)開催。

取材・文/成田おり枝


さらなる進化を目指す、「第34回東京国際映画祭」特集

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