北村匠海、佐野勇斗、森崎ウィン…いまキテる“EBiDAN”俳優って?
主人公たちに寄り添う…小笠原海「東京喰種」、草川拓弥『兄に愛されすぎて困ってます』(17)
DISH//と同期であるダンスボーカルグループ「超特急」からは、それぞれカイ、タクヤとして活動する小笠原海、草川拓弥の出演作を紹介しよう。
大人気コミックスを映画化した「東京喰種」シリーズで小笠原が演じたのは、窪田正孝演じる金木研の親友である“ヒデ”こと永近英良。喰種としての本能と人間としての理性の間で揺れる金木の精神的支柱とも言える重要なキャラクターで、金木とは対照的に陽気で明るい性格ながら鋭い洞察力も備えるヒデだが、小笠原自身も朗らかで周囲の観察力に優れており、まさに適役だったと言えるだろう。そして、ヒデのシーンで印象的なのは、ヒデが金木に顔を舐められるシーン。これは窪田のアドリブだったそうで、双方のプロ根性が現れた、視覚的にも心理的にもヒリヒリするような強烈な場面となった。
ドラマに引き続き『チェリまほ THE MOVIE〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』(2022年4月8日公開)の出演も控える草川は、血のつながらない兄妹の恋を描いた『兄に愛されすぎて困ってます』で、女性なら誰でもお姫様扱いするという“女たらし”の美丘千秋役を好演。持ち前のかわいらしいルックスから放たれる甘い言葉の数々に悶絶必至!壁ドンはもちろんのこと、さりげなく腰や肩に手を回すなど、“ホスト系スウィートBOY”の肩書きを裏切らない胸キュンムーブを次から次へと炸裂させている。
なお、草川の弟で同じくEBiDANの「ONE N' ONLY」メンバーであるNAOYAこと草川直弥も俳優業に励んでおり、「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O」に出演したほか、2022年1月7日(金)公開の『決戦は日曜日』にも登場。2人の活躍にも注目だ。
端正なルックスで存在感を放つ…古川毅『犬鳴村』(20)
独自の世界観で人々を恐怖に陥れる「恐怖の村」シリーズ第1作『犬鳴村』に出演した古川毅。ダンスボーカルグループ「SUPER★DRAGON」でボーカルも務める古川は、2018年放送のドラマ「3年A組-今からみなさんは、人質です-」でも、問題児だがモテ男の須永賢に扮し、目を引くルックスと役柄との相性の良さで話題に。『犬鳴村』では、主人公の奏(三吉彩花)の前にたびたび姿を現す謎の青年、成宮健司として物語のカギを握るポジションを担った。とある過去を持つ成宮だが、そのことを思いだしながら涙を流す姿には目も心も奪われてしまう。